盗塁を試みようと、牽制され、スライディングで戻る時に負傷した肉離れに対するテーピングとなります。
軽度~中度の場合は、テーピングで60%は回復できますので、是非ご参考下さい。
この投稿をInstagramで見る
ハムストリングスは骨盤の下の坐骨結節から膝関節辺りまで付いている大きな筋肉です。
・大腿二頭筋
・半膜様筋
・半腱様筋
の3つの筋肉によって構成されています。
ハムストリングス肉離れはスポーツをしている人に多く発生します。
原因としては
➀運動前後の準備、ケア不足
②オーバーワークによる疲労
③急に力を入れる
等が挙げられますが、肉離れを起こすと筋肉の繊維が断裂してしまう為、
かなりの痛みと可動域制限が伴います。
完治になるまで時間もかかりますし、何もしないと再発しやすくなるのでしっかりサポートする必要があります。
この症状をテーピングで保護することができます。
太もも肉離れのテーピングの貼り方
➀黒のテーピング1本目はハムストリングの中央に張って行きます。
上の「坐骨結節」という場所から、下に向かって引っ張りながら貼ります。
テーピングを引っ張りながら貼るので、その伸びる分も計算しなければいけません。
長さを測る時は、貼りたいな思う長さの「3分の2辺り」で切ると、伸ばした時に丁度いい長さになると思います。引っ張る強さも全部引っ張るのではなく、余力を残して丁度膝裏に届く位が一番ベストです。そうすることで、どの動きにも対応することができます。
②青のテーピングは患部を直接圧迫し、痛みを緩和していきます。
貼り方としては、テーピングを引っ張りながら患部に押し付けるように✖しながら張って行きます。
2.3回✖を作っていきますが、少しずつずらしていくと保護できる範囲が広がります。
テーピングの幅の2分の1を目安に重ねていくと綺麗に巻けます。
③黒のテーピング2本目
同じく坐骨結節から始め、内側の筋肉に沿って引っ張りながら貼っていきます。
終わりは1本目と同じく膝裏辺りです。
1本目とは違い内側にカーブしながら貼っていくので難易度が上がります。
貼る場所をイメージして貼った所は押えながら膝裏に向かっていきます。
この時引っ張ることを忘れてしまうことがあるので、気をつけてください。
④黒のテーピング3本目
2本目と同じく、始めは坐骨結節から始めます。
そこから外側の筋肉に沿って最後は同じく膝裏で終了します。
内側と同じくですが、貼る場所をイメージすることが上手くいくコツだと思います。
内側と同じようなカーブで貼っていかないと最後見た時に見た目が綺麗ではないのできちんと確認して貼って行きます。
テーピングはケガをした所の保護にもなりますが予防にも効果があるので、肉離れを起こす前に貼るのも良いと思います。
今ハムストリングが気になる方は是非試してみてください。
まとめ
肉離れは、きちんと治さないと再発を繰り返してしまいます。
引っ張りながら、カーブすることが1番難しいポイントとなります。
片方の手で引っ張る→もう一方の手で筋肉の走行に沿って押さえながら貼る。経験をしていてもなかなか上手くできません。
引っ張らないと、保護している意味が無くなってしまいます。上手くいかない人は筋肉の走行を確認すると上手くできます。
今肉離れになっている方、予防の為にケア方法を探している方は是非試してみて下さい。