自粛ムードの中、外出しなくなった反面、健康を維持しようとウォーキング・ランニングをしている方が金沢文庫でも多く見られる様になりました。特に30代~40代の青年層が目立っています。
コロナ状況の中、ご来院された多くのランナーの方から『かかとが痛い』ということでした。ウォーキングメインの60代以上の方は『土踏まずが痛い』という意見が多かったです。
そこで、実際に取り寄せたサポーターから厳選し、患者様にも好評だったインソールをご紹介します。同じような痛みに悩まされている方は、是非試してみて下さい。
1、かかとの痛みにU字型インソール
Amazonで「足裏+インソール」で検索すると出てきますU字型クッション。踵からの衝撃吸収がされ、クッション性もあり、中敷きとして靴の中に入れるタイプです。
海外製なのでしょうか?裏面は読めません。。。2枚一組でセットとなります。
シリコン製で、感触はブニブニしております。
横から見ると、ブヨンブヨンと何だか懐かしい子供の頃の感触を思い出します。
ギュッと強く押しても、ブニッ!!となり、なるほどこの衝撃吸収材的な機能が感じ取れます。
説明欄には、踵骨棘(しょうこつきょく)足底筋膜炎(足底筋膜炎)にも対応しているとのこと。
実際の口コミ評価
●仕事中や運動で長時間歩くと激しい痛みが有り病院でサポーターを進められ使ってますがそれでも痛みが出るのでこれを使ってみました。衝撃が和らいでかなり楽になりました
●歩くと、かかと痛で病院で調べてもらったらかかとの下に棘骨が生まれている。治療方がないとのことでこのクッション使用したらあるいても痛みが減った。
●かかと部分のみなので、通常のインソールを入れたら靴が履けなくなった!という状態にはならないと思います。これを入れてからかかとの痛みが軽減されました。お気に入りですが、ちょうどいい位置に装着しても、靴を脱ぐたびに一緒に付いてくることが多いので、そこを改善できたら最高なんですけども。
高評価ですね。
私(松倉)もコロナ太りを懸念し、ランニングしました所、見事に踵が痛くなったので購入し着けてみました。
①最初の慣れるまで、かかとに違和感がある。
②慣れると楽だが、U字の先端の部分?に痛みが移動した
③3日目くらいで靴の中で若干ズレてくる。裸足で靴を履いたら、脱ぐ時くっついてきちゃう。
野球部の子からの意見では、
④走ると痛かったかかとが、不思議と消えた。
⑤スライディングの時にスパイクの中でズレてしまった。
以上が実際の着用した感想になります。「かかとの痛みが緩和される」ことは間違いありません。ですが、ズレてきてしまう点が否めません。
靴の標準装備されている中敷きの繊維素材にもよりますが、シリコン素材と相性が悪いと滑り易くなってしまう気がします。
ただし、痛みの減少具合を見ると、これが最も軽減したと思います。
2、普通のインソール
オーソドックスなインソールになります。
これも裏面はシリコン製で、感触的にはブニブニします。
先ほどのU字型クッションよりも、柔らかいかんじでした。
真ん中の波を打ってる走行のクッションはプニプニする程、柔らかいです。
あまりビヨーンとはたわみません。表面の素材は中敷きと同じような感じです。
かかとの痛い箇所が、裏面の真ん中に来るように合わせてみます。
靴底に入れると、こんな感じ。
先ほどのU字型よりも、すっぽり入ります。ズレもありません。
実際の装着具合
①踏みつける箇所が当たるので、若干痛い
②ズレないので、踏み出しが楽
痛みの減少具合からすると、良くて80%程でした。少し当たるかな?という感じで、それでも大分減ります。
靴の中でズレないという点では、U字より優秀です。ほとんどの方はこちらの方が良いでしょう。
ただ、踵骨棘の様な「かかとの軟骨が飛び出してる状態」の方には厳しいかもしれません。足底筋膜炎や踵骨棘初期ならこれ一択で良いでしょう。
まとめ
かかとの痛みには、インソールが必要だと分かりました。ですが、どれを選べば良いのか?悩む点があります。分かり易くすると
痛みが強い・足を地面に着けたくない=U字
痛みが普通にある・普通に歩ける=普通のインソール
歩くと少し、かかとが気になる=クッション性のある中敷きタイプ
です。是非ご参考ください