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今年に入り、早々にオートバイでの移動中、突然出てきた乗用車と接触事故を起こし鎖骨を骨折してしまいました。

病院でレントゲンを撮影したところ、鎖骨骨折で良く折れる場所から、少し治りにくい場所で折れたことで「手術も出来ますよ」とお医者様からの薦めもあり、手術選択に。

前回の記事はこちら

手術をする日は受傷して1週間後の1月22日
病院によりますが、一番早く受けられる日に入れてもらえましたので幸運でした。

手術は早期復帰の近道

早々に手術を決めた理由は、まず骨折した状態があまり良いとは言えなかったことです。

  • 折れた場所が思ったよりも肩関節に近い所
  • 治りにくい場所
  • 関節に近い所ほど治りは良くありません。
  • 折れた骨が前後に割れたような折れ方(CTスキャンで判明)
  • クラビクルバンドで固定しても付かないままになってしまう可能性がある

5つの理由から、クラビクルバンドを巻いても骨が付きにくいのが現状です。更に治療期間がかかってしまうので、手術で骨同士を付けて治りを早めることを 選びました。

 

手術まではクラビクルバンドを装着

鎖骨骨折の治療法は、クラビクルバンドというサポーターを巻いて生活をしていきます。折れた鎖骨同士を合わせて着けるために『たすき掛け』に装着するバンドです。

このバンドをキチンと装着しないと、骨折ヵ所が付かないのはもちろん、痛みや内出血が大きくなります。

 

手術前の困ったこと

受診当日に手術を決めたので、手術に耐えられる状態かを確認する為の術前検査「心電図・採血・尿検査・呼吸器検査」を行います。

日を改めて家族を呼び、手術の説明と同意書にサイン。痛み止めも出してもらえたので、生活面での痛みはかなり抑えられていました。

1人ではクラビクルバンドの脱着が出来ない

1人暮らしの場合、クラビクルバンドを自分で脱着できません。

朝一で整骨院でバンドを装着してもらい、夜に自力でバンドが抜けるように緩めてもらいました。固定されていないので、ハンドタオルを折り畳んで緩みを埋めて動かない様に。

最大の難関はトイレとお風呂

シャワーでも体を洗うのが大変です。
トイレも骨折した側が利き手だったので、作業が大変です。それでもバンドを外してシャワーを浴びることが何とか出来ました。

肩から腕が重だるい

ある程度動くことは出来ましたが、腕の重さを支えている骨が折れてしまっている状態です。クラビクルバンドが緩かったり、外いていると、とにかく肩から腕がかなり重く感じます。

痛み止めは神薬

痛み止めに救われます。痛みはあまり感じませんが、腕の重さに関しては、鎖骨で支えていたことを実感できる重さでした。

私は手術までの間に、骨が皮膚を突き破らない為にバンドを装着していました。
バンドの介助が出来る人がいる、または手術を受けない方は、バンドを外さずしっかり装着する事をお勧めします。

 

生活する上で有ると助かる家具

私はアパートですので、スペースを有効活用しようと思ったのが今回は裏目になりました。

①イスやダイニングテーブル

座布団に座り、フトンを敷いて寝るといった環境は、「座る」「立つ」「寝る」「起きる」といった基本行動が、効き手を着かないとかなり難しいことを身をもって知りました。イスがあれば楽に立ち座りが出来ます。テーブルがあれば左腕をテーブルに置いて休ませられます。

②ベット

床生活よりも、ベッドに変えるべきです。
一度座ってから寝起きが出来ますので、かなり楽に生活できます。

③電子レンジは必須

今や電子レンジで簡単調理が可能です。
お惣菜やご飯の種類が大変豊富で、しかも美味しいので言う事がありません。温めるだけで、炊事や食器洗いは不要になります。

ケガや病気で十分動けない時に、ちゃんとした食事をすることが出来るので、電子レンジは強い味方になります。レンジはあえて買っていなかったので腕がとにかく重くなりました。やはり電子レンジはあると違いますね。

 

全身麻酔で起こった事

鎖骨骨折の手術は全身麻酔をする為2泊3日の入院になります。
一見大げさに思えますが、鎖骨はすぐ下に肺があり、上には首の動脈もあります。後ろには腕の神経の束も近くにありますので、部分麻酔ですと不意に体が動いたら大変なことになります。

全身麻酔では、食事量や水分の摂取、排泄に至るまで前日から管理していきます(手術中に漏らすことがあるそうです)その後も衛生管理や麻酔が切れた後の体調管理も含め、点滴を中心に管理していきます。

事前に通告されていましたが、手術後は骨折した当時よりずっと痛くて食事も摂れず、座薬を2回入れて痛みを抑えていました。

退院後は痛み止めと抗生物質を飲んで症状は治まりましたが、恐らくこの時が痛みの一番ピークだった気がします。

 

手術をして正解だったこと

何より嬉しいのは、骨同士を合わせて止めているチタンプレートが、バンドの代わりになるので、劇的にわずらわしさが無くなることです。動く範囲が増え、動きやすさが格段に上がります。

退院後も抜糸まで手術跡を防水フィルムで保護していましたが、シャワーはOKなので体を洗う時に、ちょっと届きにくい所もスムーズに出来たところが有り難かったです。

 

手術後してはいけないこと

手術は折れた骨同士を合わせて、チタンプレートと骨をボルトで止めましたので、骨に埋めたボルトが骨になじむまで負担がかけられないとの事でした。そのためいくつかの制限がかかりました。

  • 腕を肩の高さ以上に挙げない
  • 手術した左肩を下にして寝ない
  • 左腕で物を持たない
  • 手をついて体重をかけることをしない

プレートが外れない様に、鎖骨に負担の掛かる行為はしばらく禁止です。それでも日常生活においてはかなり快適に生活できています。

 

抜糸とリハビリ

手術後一週間目に傷口や術後の状態が良かったので抜糸になりました。縫い糸はそのまま溶けてしまうので、もう一つ手術跡を止めているホッチキス針の様な金属をペンチで切りながら外しました。
そして生活指導を受けてリハビリテーションが始まります。

 

リハビリは

リハビリテーションといえば、機能回復の観点から運動して筋肉を養っていくイメージがあります。現段階では動かす範囲も限られて

①プレートが外れない
②筋肉にも負担をかけない

2点に注意が必要との事でした。

したがって骨が固まるまでは、それまでに固くなってった筋肉をほぐしていく作業になります。日常生活においても左肩や腕に大きな負担がかからない様に生活していきます。

 

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手術後不便を感じる事

筋肉に負担が掛けられないので、荷物を持つことが特に不便に感じています。

荷物は決まって右手で持つ

チタンプレートが骨になじんで固まらないと、力をかけることが出来ません。左利きの私としては非常に持ちにくいです。

リュックを背負えない

どうしてもバッグを使用する時は、ショルダーやトートなどに切り替えます。右肩に掛けるようになりますのでかなり違和感があります。

手術以前の状態で固くなっていた肩の筋肉への負担は、当時より腕の重さでも骨が固まらず負担になります。リハビリでほぐして軽くなっても少しずつ戻ってしまいます。そのため、肩や腕に痛みや頭痛など出ることはあり、左手に冷えを感じます。

 

手術をして正解

クラビクルバンドの代わりにチタンプレートで骨同士を合わせて治していきますので、行動範囲が劇的に広がります。余程のことが無い限り、日常生活のほとんどがケガする前、とあまり変わらなく過ごせます。

ただし無理をしてプレートが外れて皮膚を突き破ってしまったら大問題になります。

骨が付いて固まるまで制限はかかりますが、クラビクルバンドの状態が続くことに比べたら全然問題ありません。

クラビクルバンドの様に脱着の手間もありませんので、独身者にとってはかなり有り難いです。またベルトでは折れた骨同士がズレて固まることもしばしばありますが、手術では綺麗に付きます。

 

まとめ

鎖骨骨折のほとんどは、クラビクルバンドをして治すことがほとんどです。
治り難い所で折れた場合や、バンドをしても骨同士が付かなかった場合に手術になります。しかし手術はリスクがありますので、私の様に独身でクラビクルバンドの脱着が困難な場合には、リスクも併せてよく相談して頂くと良いと思います。

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