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夏の暑さもそろそろ終盤になってきました。ウィンタースポーツであるバスケットボールの試合が各カテゴリーで続々と開催されていきます。本日は日本バスケットボール新リーグの【Bリーグ】が始まります!何年待ったことか!

地上波でプロの試合が見れるなんて僕にとっては驚きです。はっきり言ってバスケットは視聴率が取れない為にテレビ局から見放されている所がありましたが、とりあえずはよかった!と思っています。

これを機に、野球・サッカーの様にメジャーになっていくことを期待している所です。そのためには、今夜の視聴率・試合の面白さがカギになってくる。バスケットはこんなにカッコよくて、面白い!という印象を素人・経験者に知らしめる必要があります。

Bリーグ公式サイト

今夜:18時55分試合開始

場所:国立代々木競技場第一体育館

放送:フジテレビ18時30分から

是非ご覧ください!

以下Bリーグについて思う事をバスッと渡辺が本気で書いていきます。共感出来る所や、これは違うだろーと賛否両論があると思いますが読んでみて下さい。

Bリーグとは?仕組みと新リーグ設立の狙い

Bリーグのスローガンは皆さんご存知ですか?

「バスケットボールで奇跡をおこそう!」

です。ん?奇跡?まずはここに突っかかります。なんかインパクトが無さすぎませんか?

「バスケットで日本を沸かす!」
「日本のバスケットは新時代に突入する」 等

もう少し捻って欲しい所もあります。この奇跡というのは、新リーグ設立をしたこと自体が奇跡に近かった為に付けられたんです。

FIBA(国際バスケットボール連盟)からの制裁から始まる

元々日本リーグは2つに分裂していた。
BJリーグとNBLです。アメリカの様にNBAという1つのプロリーグみたいに統一しなければならない所を、日本は先延ばしにしてしまった事から、国際試合出場停止処分という制裁がありました。

その頃にタスクフォースを立ち上げ、リーグ統一の為に新法人をスタート。

こういう土壇場の這い上がりが「奇跡」という言葉で表されています。一重に川口チェアマンのお力添えがあったからと思います。サッカーJリーグを発足させた方であり、BリーグはJリーグのモデルを参考にしながら進めてきた。

今後日本のバスケットボールレベルが非常に高くなっていくものとみられ、あの孫さんのソフトバンクが4年で120億と巨額投資をしての実現となりますので大きな期待が寄せられています。

Bリーグの仕組み「ソフトバンク」がスポンサー

Bリーグは公益財団法人ジャパンプロフェッショナル・バスケットボールリーグが主催。今までは財団法人日本バスケットボール協会でしたが、また新たに法人をスタートさせ、バスケットの再起を図ります。

スポンサーが「ソフトバンク」だというニュースは大きく取り上げられていたのでご存知の方は多いですよね。孫社長が巨額の投資をしてくれたので、期待に応えなければなりません。

そこに元Jリーグのチェアマンである川淵氏がNBLbjリーグを統合させるに至ったことで非常に期待度の高いものとなっている。

Bリーグは3部制になっている。1部は東・中・西の3地区でそれぞれ6チームが60試合こなし順位をつけます。

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それぞれの1位と2位のチーム+それ以外の上位2チーム、合計8チームがプレーオフを争って優勝を決定します。やり方としてはNBAと似ていますね。

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サッカーに似ているのが昇格制度で、1部リーグの下位2チームは残留プレーオフへ出場し、下位2チームは降格となります。下位3番目は2部との入れ替え戦をすることになります。

新リーグ設立の狙いは?

バスケットボールの競技人口は日本国内63万人も!かなり多いと思いませんか?では何で日本でピックアップされないのか?

小学生では「ミニバス」といったバスケに触れます。それから中学生⇒高校生と成長していくわけですが、大人になっていくにつれバスケットに触れる機械が少なる方が多いのでは?

この部分にジャパン・プロフェッショナル・バスケットリーグは着目。演出・雰囲気・試合展開すべてにおいて「つまらないなー」と印象を受ける方は少なくありません。プロになって食べていけるかいけないかも不安要素の一つです。この印象を変える!

自信をもってバスケットの価値を伝えていけばこの競技は爆発すると考えらている。男子日本代表がオリンピック出場という壁をぶち壊せるかもしれません。この様な所に新リーグ設立の狙いがある。

4ピリオド40分間を短く感じるか、楽しすぎて長く感じるかが肝になってきます。

バスケの観戦スタイルを変えていく

観客にゲームの楽しさ「今日来てよかったー」と思えるようなスタイルをどう伝えていくか。

テーマは

革新的

サプライズ

エキサイティング

10年、20年先を見据えた新しいバスケット観戦スタイルを構造していきます。NBAのようなバスケも楽しみながらエンターテインメント性も重視する事。【競技を軸にお客さんをどう楽しませるか?】

お客さんの心にインパクト刻む様な演出を大切にして運用していきます。その為Ticketが少々お高め……

テレビではなく実際に見たい!という方必見。Ticketってどの位の値段?

あーだこーだ言ってもバスケットが好きな方は、日本の新リーグ開幕は嬉しい限りです。地上波で見れる事も素晴らしいと思っています。ですが、せっかくだし会場に出向いて観戦をしたいですよね。

気になるのがTicketの値段です。演出・サプライズを大切にしていく為、それほどお金がかかってしまいます。

開幕戦のTicket

・プラチナボックス⇒20万円

・ベンチ⇒7万円

・最安シート⇒5.500円

ちょっと高くない?

私的には高すぎる!その位払ってきてくれたお客さんの為に、選手も技術向上を図らなければならない。という思いも込められていますが、バスケットの発展、メジャーを目標とするのであれば、もう少し誰もが観戦しやすい価格設定が望ましいのでは?と思います。

残念ながらNBAとは格が違うので、そこまで寄せる必要はないと思います。逆に、今夜のゲームでの演出・試合展開・雰囲気・楽しさを充分に味わえれば上記の値段で納得するかもしれません。

全ては今日の開幕戦次第って事ですね。それほど、バスケットファンからも期待されている。

値段は会場ごとに変動します。今日は上記の価格設定ですが、地方のチームのホームゲームの場合少し安くなったり、都内の開催だったら高くなったり上下します。

今夜の戦いは優勝候補の2チームが登場!

開幕戦のカードは、昨季のNBLレギュラーシーズンの勝率1位だったアルバルク東京と、昨季のbjリーグ最多4度目の優勝を果たした琉球ゴールデンキングス「頂上決戦」

11シーズンにわたって分裂していた企業チーム主体のNBL地域密着のプロチームで構成されたbjリーグどちらが強いのか、直接対決に注目が集まる。

アルバルク東京スタッツ

代表選手の田中大貴選手・松井敬十郎選手・竹内譲次選手が在籍しているチームです

VS

琉球ゴールデンキングススタッツ

こちらも強者揃い。企業チームとは違ったバスケットスタイルで勝利を目指します。若干ストリートっぽいです。

今後のBリーグを渡辺はこう思う

某テレビ局のCM・番組等でもBリーグの宣伝がなされ、こんなにもバスケットの事が地上波で放送されるのは純粋に嬉しく思っています。もう感動のいきですね。

開幕戦のTicketはやや高めですが、アリーナならではの演出・音・光を使ってバスケも楽しむ、それ以外でも楽しむ。逆に休む時間がない!ってくらいのパフォーマンスを期待しています。

はっきり申せば「つまらないー」「選手紹介がださい」等の印象を受けています。少なからず同じ気持ちをお持ちの方はいるはずです。そこを思わせない様なかっこいい演出を期待しています。

逆に興奮するようなエンターテインメント性がないと、お客さんは離れていくと思いませんか?観戦するのにも格が高いようなプロリーグになってほしいです。

選手もそれに負けじと技術を磨き、来てくれたお客さんにバスケットの楽しさをどう伝えるのか?を考える。バスケットを日本でもっと流行させる為のプロの仕事の一つだと私は思います。

そのバックアップを審判・協会・スタッフは支えていかなければなりません。Bリーグに統一し、より一層の日本バスケットボールの邁進の第一歩が今夜です。ここに留まらず少しでも足を運んでくれるお客さんを増やしていくことを考えていきましょう。

これは、プロリーグの方達だけではなく、ミニバス・中学・高校の指導者、審判関係の方もバスケットをメジャーにさせる為に動いていかなければなりません。

指導者は、プロになってもやっていける基礎知識・技術をしっかり教えてあげるとか方法は多々あります。プロで活躍する競技者をどんどん増やしてかなければならないのも現状です。日本全体でバスケットを盛り上げていきましょう!