正しいコルセットの巻き方 (26)-min

腰痛の必須アイテムといえばコルセット!しかしコルセットにも色々な種類があります。いざ購入となっても

  • どんなものを選べばいいのか?
  • 自分の症状にコルセットは合うのか?
  • コルセットの巻き方は?

などコルセットの正しい巻き方について、知らない事が多いのではないでしょうか?
今回の記事ではそんなコルセットの疑問についてお答えしていきます。

コルセットとは?

腰痛の痛みを抑える目的や、姿勢の改善、お腹を温める目的で使用する物です。

腰痛の原因を無くすことや、全治させる目的で使うものではありません

さらにコルセットにはいくつかの種類があり、目的によって最適なコルセットが変わってきます。コルセットの種類については、後述していきます。

 

どのくらいの痛みで巻くべき?

前屈みができない・少し出来るけど痛くてこれ以上は無理!!を目安として下さい。重度~中度に巻くメリットがあります。

重度とは、ほぼ動かせない状態のこと。
中度はちょっと動かせるけど、痛みが強いこと。
軽度は捻ると痛い・・・けど日常生活に支障が出ない程度のことを言います。

 

コルセットの正しい巻き方と、間違った巻き方。

今回、例として使用したコルセットはこちらになります。

~間違った巻き方~

こんな巻き方していませんか!?

正しいコルセットの巻き方 (10)-min

正面から高さを確認します。

正しいコルセットの巻き方 (8)-min

横から確認します。

正しいコルセットの巻き方 (9)-min

全くダメです!!
コルセットの圧迫感を感じる為、固定で来ているのかな?と勘違いしそうですが

コルセットを巻く位置が高すぎるために、これでは胃を圧迫して苦しくなってしまいます。

 

~正しい巻き方~

まず、コルセットの高さは骨盤に合わせましょう。若干浮き上がってる見えている骨盤の部分にコルセットの一番下の部分を重ねるようにします。

正しいコルセットの巻き方 (24)-min
高さの確認ができたら、前側で一度マジックテープを引っ張りながら前側でくっつけてください。

この時、白いタグの部分が右手側にあることを確認してください。

正しいコルセットの巻き方 (26)-min
タグを確認したら、今度はタグの付いてる近くにもマジックテープがあるので、剥がして、外側に広げます。

正しいコルセットの巻き方 (1)-min
最初と同じように少し前側に引っ張りながらコルセットを付けます。

正しいコルセットの巻き方 (2)-min
コルセットを巻き終わりました。

正しいコルセットの巻き方 (3)-min
最初にやった間違った巻き方の画像と比較します。

 

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正しい巻き方の方ではしっかりと骨盤を支えることができています。

 

何を基準に選べば良いの?

主に基準にして欲しいことは以下の2点です。

(1)自分の症状に合ったコルセットを選ぶ
(2)装着しても日常生活の動作に支障が出ないものを選ぶ

上記以外にも、ずれにくい、自分の身体のサイズに合っている、通気性などもあります。

それではまず(1)から説明していきます。

 

自分の症状に合ったコルセットを選ぶ

一言で「コルセット」と言っても、実はいくつも種類があります。
腰のどの部分が痛いのか、柔らかい素材なのか硬い素材なのか、市販で買える物や、病院や治療院でのみ取り扱っている物など。

1.簡易コルセット

腰と骨盤を安定させる為のコルセットです。
素材が伸縮性に優れている素材で出来ているので、身体にフィットする構造になっています。

ただ、固定する力はありますが、凄く強いと言う訳ではないです。

簡易コルセットに関しましては、薬局やスポーツショップ、整骨院等でも買うことができるため、凄く手軽かつ身近なコルセットではないでしょうか。

全般的な腰痛や、ぎっくり腰に使用することができます。

 

2.軟性コルセット

メッシュ生地の中にステンレス製のバネを埋め込んだもの。

腹部に巻くことで、腰の骨にかかる負担を軽くすることができます。

また、軟性コルセットは圧迫感が簡易コルセットより強い為、腰周りの動きの制限ができます。

その為、腰痛はもちろんの事、腰椎分離症や、変形性腰椎症、ヘルニアなどに効果がありますが、市販されている物ではないので、購入を検討している方は、まずは病院などに診察を受けてからオススメします。

 

3.硬性コルセット

あまり見かけることは無いと思いますが、硬性コルセットというのは病院が依頼⇒義肢装具士に作成を依頼。この流れが必要な為、自分だけのコルセットとなります。

固定する力は硬性というなだけあって、一番硬いです。さらに一番高いです。(約1万円程)

圧迫骨折の手術後や、腰椎分離症の治療、側弯症など、各症状に合った物をオーダーメードで作れます。

 

4.骨盤ベルト

言葉の通り、骨盤を安定させることができるコルセットです。骨盤周りが痛い時は簡易コルセットより、骨盤ベルトの方が適していると思います。

こちらの骨盤ベルトは、簡易コルセットと役割は近く、全般的な腰痛やぎっくり腰に対して痛みの緩和等ができます。

 

(2)装着しても日常生活の動作に支障が出ないものを選ぶ

いざコルセットを装着した物の、しっかりと固定はしてくれるが、日常的に行っている事がやりづらい等の場合、上で説明したコルセットの種類を変えてみて下さい。もしかすると、今使っているコルセットは合っていないのかも?コルセットの種類や素材で硬さは大分違いが出ます。

一人でコルセットを選ぶのは大変だと思うので、お近くの医療機関や整骨院へ行くことをオススメします。

 

いつ着けるのがbest??

まず最初に、コルセットは常に着けていれば良いのではないか?

と考える方もいらっしゃると思います。

ですがコルセットを常に巻くのは、腰やお腹の筋肉を衰えさせてしまうだけではなく、衰えた筋肉を脂肪に変えてしまいます。この症状をコルセット症候群と呼びます。

  • 重い荷物を持つことになり、腰に負担がかかりそうなとき
  • 力仕事の多い方
  • 腰痛を持ちながらもスポーツをする方
  • 自宅内で掃除機をかける時

などです。すべてに共通している事ですが、腰に負担がかかりそうだと判断した段階で、コルセットを装着することをオススメします。

 

就寝時のコルセットの着用もお勧めできません

コルセットを装着してみると解るのですが、骨盤を安定することができる様に作られている為、巻いている部分に強い圧迫感を感じます。その強い圧迫感の中で就寝時にコルセットを装着すると

  • 腹部ヘの強い圧迫感
  • その圧迫感から、血流が悪くなる
  • 質の良い睡眠が取れない
  • コルセットを着用しているが為に蒸れ易く、肌が荒れやすい
  • 寝返り等の動作がし辛くなる

このような問題点があります。
コルセットのメリットは腰の負担を軽減することが目的ですが、就寝時、身体が横になっているのであれば、身体に負担はあまりかからないので、つける必要はありません。
コルセットの正しい巻き方、腰痛について分からないことや、疑問に思ったことがあればお気軽にメッセ―ジ・お電話ご相談下さい。