悪い姿勢を「正しい姿勢」にして腰痛の改善・予防をしましょう
腰痛の原因は悪い姿勢が引き起こすとご紹介してきました。
悪い姿勢を防ぐ・改善するためには
①座っている時の姿勢を正しい姿勢にする意識をしてみる。
②長時間座っているのではなく、よいしょよいしょで立ち上がってみる。
③座っている時間ずっと背筋を伸ばすことは大変なので、ふと気付いた時に背筋をピンと伸ばしてみる。 等
座る時の姿勢を更に注意・意識して、正しい姿勢にしてみましょう。
正しい姿勢を作る為に、座った時に腰椎前彎を作る方法を覚えて下さい。
『猫背と過矯正動作』という体操があります。←(椅子を使って姿勢を直す体操です)
姿勢改善に意識する事
体操を何回か繰り返した後に、腰椎前弯を保っていけるよう意識して座ってみてください。
正しい姿勢は、腰椎前彎が(腰の上のくぼみ)がでていて、背筋をピンと伸ばした状態です。
ですがこの姿勢をずっと続けるのは疲れますし、快適ではありません。
正しい姿勢から腰椎前彎がなくらないように自分が一番快適な姿勢を見つけて下さい。
腰椎前彎があって一番快適な姿勢がご自身の良い姿勢になります。
長時間立っている時に痛みが出る場合も正しい立ち方・姿勢を保ちましょう
長時間立ちっぱなしでも痛みが出る場合があります。腰椎前彎の強くなり過ぎ・腰を反りすぎた時に痛みが出てきます。一時的な痛みであれば、姿勢を直すことで治すことができます。
正しい姿勢
①ダルっと猫背の姿勢から、力を抜きます
この状態から・・・
→胸を反らせてお腹を突き出す姿勢になる。
軽く前かがみになり
お尻を後ろに(奥に)突き出します
②出来るだけ背を伸ばす→胸を頭の方に引き上げる→突き出していたお腹を引っ込めて→お尻に力を入れます。
長時間練習すれば維持することができるので行ってみてください。
中腰になる場合は、椎間板・靭帯への負担は大きくなります。
家庭での動作で気を付けること
①掃除機をかけている時の姿勢
②雑巾で床を掃除するときの姿勢
③草むしりをする時の姿勢 等
①~③の動作は前かがみになって腰を曲げる姿勢になり、長時間の前傾姿勢で腰痛が発生する危険性は高くなります。
危険性を無くすためには、前かがみ・中腰になる時間を減らさなければなりません。
短時間で動作を区切って腰を反らせる等休憩を入れながら、腰を痛めない為に意識してみてください。