本日横浜スタジアムで決勝【慶應義塾VS横浜】13:00~が行われます。席をとる為に選手の家族関係者が前日・夜中からスタジアム前に長蛇の列を成しています。開会式と決勝戦を観戦する為には前日から並ばないと良い席が取れないのは神奈川だけだそうです。

今回は、甲子園にいけるかも!?と大の期待をされている我が母校【横浜高校】について取り上げていきます。渡辺監督から平田監督に代替わりをしての変化は?ぶっちぎりで甲子園に行けるのか?

ここまでの神奈川県選抜高校野球

ベスト4に見事勝ち上がったのは、横浜高校・桐蔭学園・慶應義塾・桐光学園です。3連覇を狙っていた東海大相模はまさかの敗退。慶應打線に太刀打ちできませんでした。3年生はこれで引退ですが、来年は再度決勝の舞台に戻ってきてほしいですね。

横浜甲子園情報!

八月七日に行われた1回線。相手は宮城の東北高校。横浜高校は先発【藤平尚真】選手でした。1回戦目から速球148キロを叩きだし、相手のバッテリーを苦しめる試合展開に。

優勝候補に挙がっているだけ、さすがの野球でしたね。

2回戦目は、履正社(大阪)と対戦します。わお!いきなり優勝候補同士が当たるの!?これは見ごたえがかなりありそうな試合です。

事実上の決勝戦だとも騒がれています。甲子園球場には入れそうもないので、テレビの前で応援したいと思います。皆さんで応援しましょうね!

横浜高校2回戦14日(日)

履正社に敗北

残念ながら履正社に5-1で負けてしまいましたね。この日の大阪は雷雨があって2度の試合中断。選手の集中力や忍耐が特に試された試合だったと思います。

先発が藤平選手ではなく、石川選手でした。対する履正社は勿論エースピッチャー。ん?とは思いましたが、平田監督の策略があったのでしょう。最初から藤平選手を出していれば…..という声もありますが、石川選手も良く頑張ってくれました。

今年の夏は終わってしまいましたが、来年の横浜高校にも期待しましょう!

皆さんでこれからの横浜高校を盛り上げていきましょうね!

今年の夏を制したのは【作新学院高校】

ついに甲子園大会最終日決勝。勝ち上がったのは、作新学院(栃木)と北海(南北海道)です。予想もしなかった対戦カードでしたが、白熱した試合が繰り広げられました。

作新学院は6年連続12度目の出場。北海は2年連続37度目出場。勝ったのは7-1で作新学院。なんと54年ぶりでした!2度目の優勝を成し遂げました。

今年の高校球児の夏が終わり、夏休みも刻々と終わりに近づいてきましたね。2年生は自分の代になって、より一層の努力と練習を積んでくると思います。来年の甲子園大会がもう待ち遠しい!

横浜高校新監督【平田徹さん】

平田先生は保健体育の先生で横浜高校に就任。私が通ってた頃に何回か授業を受けました。第一印象は”とにかく怖い”無口で無表情の先生の顔には話しかける事もできないくらいです。話始めると、笑顔がキュートで会話がすごく楽しいというギャップが素晴らしいと思います。

平田監督は誰よりも選手と行動を共にしているコーチで、指導者というか信頼できる兄貴のような存在だったと思います。週5日は野球部寮に泊り、寝食を共にしているんですよ。監督になってからも変わらないみたいです。

まさに裸の付き合いをしたり、背中をお互い流しあいながら、野球以外の話もしてみる。これはすごく大事な事で、時には選手と同じ立場に立ってみる事が必要だと話していました。

怖い面も持ってますが、良く笑いすごく優しい方で、学校では有名な先生。

先生自身も横浜高校野球部出身。松坂選手と入れ替わりで入学しています。1998年に春夏連覇を達成。

平田監督プロフィール:Wiki

渡辺監督と平田監督の共通点!?

渡辺監督と平田監督に重なる部分は、【監督に就任する年齢】です。お2人共かなり若い!渡辺監督は24歳で監督就任。強豪横浜高校を作り上げました。平田監督は32歳就任。強豪横浜高校を引っ張るという重圧があります。

若い歳で監督をやるというのは、大変な事ですし苦労すると思います。でもそれだけ期待が膨らみますよね。渡辺監督も若い頃から名監督ではなかったと思います。

これからの横浜高校の野球がどうなるかが楽しみです。

横浜高校が【強豪】【伝統】と言われるのはどうして!?

横浜高校と言えば、【高校野球の伝統校】【強豪校】【必勝】というワードが当てはまりますよね。多くのプロ野球選手も輩出。

・愛甲猛

・鈴木尚典

・松坂大輔

・涌井秀章

・筒香嘉智 等

現在でも大活躍の選手ばかりです。今年の横浜DeNaは好調ですね。筒香選手も4番の強打者としてホームランを打ちまくっています。

春夏合わせて甲子園5回の優勝を誇る横浜高校。全国から能力のある選手が集結し、野球部専用のグランドも。伝統・強豪と言われてもおかしくありません。

ファンもすごく多いです。横浜高校の生徒・職員は勿論、地域の方々若年代~ご高齢の方まで、能見台グランドの練習風景を覗きにくる方が結構います。

平田新監督になって横浜高校の固定観念打破!?

先日、居酒屋でばったり平田監督がっ!少しの時間ではありましたが、生の声を聞いてきました。

以前まではかなりキツイ練習で、上下関係だったり大きな声を出して怒鳴り散らかす場面も。それが一変笑顔の溢れた練習風景で、上下関係や監督の怒声も無くなったと言う。

今まで生徒と行動を共にしてきた平田監督は、新監督の命を受けてから勝つ野球を叩きこむ練習法から、選手の自主性を育成する練習法に変えたのです。

「今は皆楽しく笑顔が溢れているし、上下関係で必要異常な張り詰めた雰囲気は全くないよ!」

と笑顔で話していました。いつも生徒と一緒にいた平田監督は、選手の気持ちがわかるのでしょう。選手が野球が楽しく、そして自ら行動をする事のできるスタイルをとっています。

厳しく怒ったり、色んな場面で指導者が介入する事も時には重要だが、それだとどうしてもやらされている練習になってしまいます。自分たちが進んでやる練習にしたいと話していましたね。

シートノックで失敗をした時、監督は勿論失敗した理由は分かっています。ですがあえて答えを言わない。失敗した理由を「何故失敗したのか?」と選手に問い、その場で解決策を考えさせる。自主性を育てると言う事です。

渡辺元監督の指導方法は素晴らしい。だが、今の年代の選手達に合った練習・指導方法は自主性を求める所にあると。

少し酔いがありましたが、ここのフレーズは真顔ではっきりと仰っていました。今年は優勝候補として名を挙げている横浜高校。監督になってから日が浅いですが、甲子園に連れてってくれる事でしょう!

平田監督の野球スタイルをまとめて言いますと……

詰め込み練習ではなく、選手を自立させる野球!!

精神面・野球の面で選手を自立させたい。自分で考える、自分で判断する、自分で創意工夫をする。高校を卒業した後でも役に立つ事を野球を通して学ばせる。このような考えを持った監督の下で野球ができる選手達は幸せ者ですね!

今年の横浜高校スタッツ

神奈川出身の選手も数多くいます!新しく入ってきた1年生がすごいみたいです!楽天のオコエ選手を思わせるような抜群の運動神経の持ち主もいます。可能性はかなりありますよ。大物ルーキー万波中正外野手(1年)

名前 位置 出身中 クラブ 出身地
藤平 尚真 投手 富津市立大貫中 千葉市リトルシニア 千葉県
徳田 優大 捕手 横浜市立希望が丘中 横浜瀬谷ボーイズ 神奈川県
申 晟守 内野手 平塚市立浜岳中 ひまわりベースボールクラブ 神奈川県
戸堀 敦矢 内野手 横浜市立秋葉中 戸塚リトルシニア 神奈川県
公家 響 内野手 会津若松市立第四中 会津ボーイズ 福島県
遠藤 駆 内野手 横須賀市立大矢部中 横浜港ボーイズ 神奈川県
村田 雄大 外野手 横浜市立東鴨居中 世田谷西リトルシニア 神奈川県
増田 珠 外野手 長崎市立淵中 長崎リトルシニア 長崎県
松井 雄太 外野手 横浜市立鶴見中 中本牧リトルシニア 神奈川県
石川 達也 控え 横浜市立東山田中 中本牧リトルシニア 神奈川県
臼井 健雄 控え 横浜市立戸塚中 戸塚リトルシニア 神奈川県
福永 奨 控え 横浜市立上菅田中 戸塚リトルシニア 神奈川県
万波 中正 控え 練馬区立開進第二中 東練馬リトルシニア 東京都
斉藤 大輝 控え 横浜市立六ツ川中 戸塚リトルシニア 神奈川県
長南 有航 控え 佐野市立田沼西中 佐野リトルシニア 栃木県
渡邉 翔 控え いわき市立平第二中 いわきボーイズ 福島県
塩原 陸 控え 横浜市立大綱中 都筑中央ボーイズ 神奈川県
濱野 大空 控え 横浜市立新田中 都筑中央ボーイズ 神奈川県
角田 康生 控え 上三川町立明治中 栃木下野リトルシニア 栃木県
今川 知彦 控え 杉並区立和田中 東練馬リトルシニア 東京都

高校野球ミュージアムさん参照

今年の注目選手や新1年生の情報は、上記の高校野球ミュージアムさんをご参照下さい。

以前横浜高校について詳しく書いた記事もありますので、こちらも合わせてご覧ください!

横浜高校を詳しく知ってみよう!

・早稲田実業【清宮選手】

・東北楽天イーグルス【オコエ選手】(ちなみに妹さんはバスケで有名選手です)

世間を騒がせた怪物達が記憶に新しいですよね。ここに名乗りを挙げたのが【万波中正】選手。先日の神奈川大会3回戦目、対松陽でバックスクリーンの電光掲示板の下を直撃。超特大ソロホームランを放ちました。

清宮選手もホームランを打ちまくってますが、それに負けないくらい本塁打が増えていくだろうと期待をされている。

顔もちょっとオコエ選手に似ている!?まだ1年生ですからねっ。間違いなく今後の横浜高校を引っ張っていく選手の1人でしょう。

オコエ越えなるか?!【万波選手】ってどんな人?

横浜期待の大型1年生。コンゴ人の父を持つハーフです。身長が188㎝体重90キロ。とても1年生とは思えない体格の持ち主で長打力に期待がされています。
・投打:右投げ/右打ち
・ポジション:外野手
・出身中学:練馬区立開進第二中学校
・所属クラブ:ブルーフェニックス→東練馬シニア

万波中正選手は、東練馬シニア時代までは投手を専門としていましたが、横浜高校に進学してから本格的に外野手に転向しています。

小学6年生の頃には、打球の飛びすぎで近所からクレームが入り、やむなくバッティング練習を控えていた、というエピソードも持っています。開進第二中学校時代は陸上部としても活躍。砲丸投げ種目で全国大会優勝するなど運動神経抜群。野球以外のスポーツでも運動能力の高さを示しています。

万波中正選手が目標としている野球選手は、メジャーリーグのジャンカルロ・スタントン選手(マイアミ・マーリンズ所属)2014年に37本塁打を記録してナショナルリーグのホームラン王に輝いたスラッガーを目標にしているあたり、将来的にはメジャーリーグで活躍する!という考えがあるのかもしれませんね。

別格なのがスイングのスピードと身体能力

万波選手のスイングスピードは154㎞とあります。これってどんくらいすごいの?高校生の平均スイングスピードが107㎞。この時点で怪物です。

この間のプロ野球オールスターホームランダービーで大活躍だった大谷翔選手のスピードは150㎞。既に万波選手はプロ並みです。

投げるボールのスピードは140㎞は出るみたいで、イチロー選手みたいなレーザービームが今後見れるかも?下半身がしっかりしていて、太もも周りの大きさはスピードスケートの選手に匹敵するくらい。

陸上でも野球でも好成績を残せると言う事は、身体能力の高さは言うまでもありません。神奈川大会で優勝をして、甲子園での活躍をみたいですね。

怪物と名の付く選手は家族ぐるみで怪物だと言う事が判明

清宮選手もオコエ選手も万波選手も、共通しているのは家族ぐるみで凄いと言う事。

清宮選手のお父さんはラグビーの怪物

・早稲田実業の元監督で五郎丸選手が在籍していたヤマハ発動機の監督である。選手時代も数々の成績を残し、ラグビー界では知らない人はいない方です。

オコエ選手の妹さんは東京の代表で高校バスケ全国大会に出場

・明星学園(東京)でプレーをしていた桃仁花(もにか)選手はバスケの冬の全国大会Winter Cupに出場しています。オコエ選手の妹という事で注目を集めていました。技術・運動神経も抜群でしたよ。瑠偉さんも見に来ていました!

万波選手のお姉さんも全国レベルの選手

・高校2年生の【万波アイシャ】さんも半端がないようです。陸上部として活動。東京インターハイ予選で砲丸投げ・円盤投げ・やり投げで優勝。まさに、弟は打ちまくり、お姉さんは投げまくりですね!

家族ぐるみでスポーツに没頭するのは本当に素晴らしい事だと思います。昨年の夏の甲子園出場を果たせなかった横浜高校。今年は、万波選手とパワーアップした藤平選手を筆頭に頑張っています!

甲子園に出場できるように応援していきましょう!

横浜高校【藤平尚真】選手はどこの出身?

1998年千葉県君津市生まれ。

・身長189cm・体重86kgと大柄

小学校1年生から野球を始め、中学生の時には千葉市シニアに所属、2年生の時に全国大会で優勝。当時から直球のスピードは140kmを超えており、大いに注目を集めていました。3年生の時にはU15日本代表に選ばれています。

名門・横浜高校に進学。一年生春からベンチ入りしますが、肩ヒジの成長痛で1年夏はベンチから外れ、1年秋からエースナンバーを背負いました。最上級生となり、8月の練習試合で15奪三振完全試合 を達成。秋季大会も勝ち進み、準々決勝で夏に敗れた東海大相模と対戦し完封勝利でリベンジ。決勝も完封勝利で神奈川を制した。

現在行われている夏の大会でも大活躍。昨日の隼人戦では序盤は少し苦戦したものの、後半から素晴らしいピッチングを見せてくれました。優勝して甲子園のマウンドに立って欲しいですね。万浪選手と同様、陸上もやってました。それがまた成績が良い!走高跳でジュニアオリンピック優勝。運動神経もかなり良いようです。

ドラフト上位指名候補・U-15日本代表にも選ばれる等、高校野球界の中でも一躍有名となりました。

藤平選手のここがすごい!

・球種・投球スピード

身長189㎝から繰り出されるストレート・スライダー・フォーク・カーブといった球の速さですよね。オーソドックスな投球フォームは完成度が高く、しなやかな腕から放たれる直球には伸びがあり、簡単に三振が取れちゃいます。変化球も、高校生としてはよく制御されており、総合力は高いと評判です。

昨年秋の大会では自己最速の152kmを記録。先輩にあたる、ソフトバンクホークスの松坂選手の156㎞を目標にしているそう。プロの球団からも既に注目を集めています。

こちらがその投球シーン

・脅威の身体能力

トリプルスリーに輝いた柳田悠岐選手(ソフトバンク)をはじめ、プロのトップ選手を指す表現に「高い身体能力」というのがありますよね。藤平尚真選手の凄さは、言葉通り「日本最高レベルの身体能力」を持っている所です。

中学生の時、野球と並行して陸上の走り高跳びもやっていたのですが、二足のわらじとは思えない程の成績を収めています。

全日本中学校陸上競技選手権大会。1m91の好記録で2位。

ジュニアオリンピックでは、1m86の記録で優勝

そのため高校進学時には、野球選手としてよりも陸上選手としてのスカウトが多かった!?走り高跳びという競技はご存じのとおり、脚力だけでなく、瞬発力や柔軟性も要求されます。

現時点でも投手としての完成度が高い藤平尚真選手ですが、これはあくまでも技術面。高い技術に全国レベルの身体能力が昇華すれば、今後、日本国内に留まらない大きな活躍も期待できそうです。将来はメジャー選手に!?

一番甲子園に出場するのが難しいと言われている神奈川県の代表校はどこなのか?藤平選手の最高スピードの更新にも期待しましょう。

藤平選手は大谷選手(日ハム)2世?

投球もすごいが、バッテリーでも今話題の大谷選手2刀流がまさに当てはまる。準々決勝の隼人戦では、打たれたら打ち返すといった展開でした。

5回に3失点を相手に許した藤平ですが、自らのバットで借りを返した。6回にソロホームラン・7回にはバックスクリーン左へ推定130メートルの通算21号満塁弾を放り込んだ。

序盤ピッチングで上手くいかなった分、バットで取り返すというまさに「エース」の役目を果たしたのです。隼人には16対3の7回コールドで勝負がつきました。

最初はデッドボールだったりでヒヤヒヤしましたが、さすが強豪校の力は凄いです。小さいころから牛乳が好きで、1日1リットルを飲み干していたそう。この冬から食トレも敢行し、この1年で体重は10キロ増。強靱(きょうじん)な下半身に、集まった日米11球団のスカウトも熱い視線を送る。

アストロズ大慈弥環太平洋担当部長は「すごい当たりだった。投手としても将来メジャーを目指せる素材。大谷2世になれる」と絶賛。

大谷選手と被る部分と言えばー…..

①バット・投球も完璧の2刀流
②高い位置から繰り出される剛球
③身体能力が抜群
④投球スピードの速さ 等

確実に未来のスーパースターでしょう!ドラフト1位指名は間違いないと言われていますので、どこの球団に入るか楽しみです。その前に、甲子園にしっかり出場して、大活躍を期待しましょうねっ!

万浪選手といい藤平選手といい横浜には怪物が揃いに揃ってます。宿敵のライバル東海大相模が負けてしまったことはとても残念ですが、明日・明後日の浜スタでの試合を観に行きましょう!

日差しがモロに当たるので、帽子・サングラス・水分はお忘れなく。熱中症・脱水症状になる環境ですのでお気を付け下さい。