ゴルフのスイングの練習をしていると、手首の返しが時々痛くなることはありませんか？
最初は違和感程度から、段々パターにも影響が出てき始め、遂にはペットボトルを開けるのも痛くなってしまったりと。。。
ゴルフ以外にも、他のスポーツで手首を痛めたり
主婦の方でも、家事の影響で腱鞘炎になってしまったり
意外と多いんですね。
今回は手首が楽になるテーピングを貼ってみました。
手首を痛めると、日常生活が不便に
①二週間しても痛みが引かず、手首背屈時に疼痛あり
②タオルを絞ったり、ドアの開け閉めに痛む
③圧痛部は小指の尺側側にあり、ＴＦＣＣ損傷を疑いました
そして来週の水曜日にゴルフをしなければならないとのこと。
④ゴルフのスィングする際、手首を捻じると痛みます。
⑤更に振った後の遠心力と反動でも痛い
少し硬めのテーピングを行うことにしました。
手首を楽にする治療法
手首には、指の腱があるのはご自身でも目で確認できますね？
パーの形をすると、腱が浮き出てきます。
この腱は、腕の筋肉にも繋がっているため、治療は手首よりも腕の筋肉を確認したります。
肘から指先まで、優しくマッサージ
腱に沿って、１本１本優しくマッサージをしていきます。
リフレ等のマッサージ師さん達がお手本ですが、基本的には『腱を柔らかくする』イメージです。
次に、手首のアライメント調整と言って、少しずれている腱や骨（手根骨・しゅこんこつ）を元の正しい位置に戻します。
モビライゼーションも有効です。
当院のでは、腱を覆っている手首のトンネルの形を広げていくイメージです。
超音波治療
腱鞘炎に絶大な効果を発揮します、電療方法
傷ついた靭帯まで修復する作用があります。
テーピング療法
ピンク色で見にくいですが、縦に貼ったり、横にグルグル巻いています。
長いテープは、手首を返しやすくする作用があります。
手関節の補強として、尺骨側（しゃっこつ）を少し引張りつつ、グルグル巻きます。
強さに注意しないと、指先が紫色になりますので、きつ過ぎないようにしましょう。
痛みが治まるまで、サポーターも有効
テーピングは、もって２日程度。汗をかくと半日しかもちません。
テーピングに慣れている方は、コースへ出る直前に巻けますが、慣れていない方は・・・
そこでサポーターの出番です。
昨今のサポーターは機能も良く、プレーに邪魔にならないため、プロでも巻きながら出場されている方をチラホラ観ますね。
ウィルソン社のサポーターは、ゴルフ・テニスする方に好評のため世界中で愛用されております。
分からないことや、疑問に思ったことがあればお気軽にご相談下さい。
