前回の記事から紫色周辺が段々と褐色系となり、ふくらはぎにグラデーションが誕生した頃合
紫色だった所がツブツブと斑模様になり、代わりにオレンジ色が出現。
体内の白血球達が頑張っている証拠です。足が地面に着けれないのを何とかして欲しいと懇願した所、治療して頂きました。
肉離れには鍼治療の方が効果的だった
前回電気治療と超音波治療を繰り返し、7日目が過ぎたところ鍼灸師の先生にお願いして鍼治療を受けました。
ラグビー部時代に何度も肉離れを経験しているので、私の頭の中には【痛めた=鍼をする】の図式が刻まれています。
外側に3本
真ん中に1本
左に(見えないが)1本、刺さっています。
刺す瞬間は何とも言えない快感ですが、そこから鍼の先生が『刺しますよ~』と言ってからくる刺激は天と地程の差があります。下から電流が付き上がる感覚。
髪の毛よりも細いのに、ハンマーで押されている特殊な感覚が足から頭まで通ります。
先生曰く『経絡系に入ると脊髄に反射』するそうで効果が期待できます。
スネの部分から小指まで、ずっとビクついている感じです。
写真だとわかりませんが、軽度痙攣+足裏に汗が吹き出す様な感覚です。
鍼は怪我をした場所から離れた位置に刺せっております。
鍼後の感覚
刺しっぱなしが10分程度
この後に鍼を抜くんですが、足枷が外れた様に羽のごとく軽くなります。
嘘だと思ったら肉離れの方は一度お試し下さい。
心なしか肌の色が綺麗になったと思いませんか?
そうです。
鍼をしたら一気に軽くなるついでに、内出血斑が散れるので紫色が少し消えたんです!
足の状態は軽く、踵を地面に着けても痛くありません。信じられないかもしれませんが、本当なんです。
私も鍼灸の免許を取っていれば良かったのかなと、つくづく思う瞬間であります。「まじですげぇわ」と心から思った日でした。
鍼は肉離れだけではなく、ギプス固定後や手術後にも効果がある
次の日からのリハビリというのは、痛みもさほど無く電気の刺激も感じる様になりました。超音波をするとズーンと響く感覚まで出てきます。やはり鍼の力は凄いです。
上記を踏まえ、もしも肉離れが起きて早期に治したいのであれば全力で「鍼」をお薦めします。同じように骨折後の関節拘縮にも応用可能です。
『固定を1ヶ月していたら、動かなくなっちゃった』
固定をすると、皮膚の下で骨細胞が活発化し太くなります。太くなると皮膚の突っ張りが出てきますが、動かない為伸縮できずに固まってしまいます。
ここに鍼を打ち、血流を促進させると皮膚の伸縮が復活するのです。
手術後、骨折後等で皮膚が固まってしまった・関節の動きが悪くなった等があれば、お近くの鍼灸院にご相談しましょう。もちろん整骨院も可能ですが、改めて鍼灸の世界が神秘的だと身をもって経験できたので自信を持ってご紹介といたします。