Towatech様からのご依頼で、テーピング動画撮影をし本日公開になりました!
一人でも貼れる!キネシオロジーテープ貼り方講座
部位別/スポーツ別/シーン別での動画になります。セルフテーピングと言って、選手個人が自分で貼れるように考案したものです。
肘関節
野球やバレー、テニスなど球技を日常的に行う方、 趣味でゴルフを行う方、力仕事を行う方におすすめです
このページでは肘に関してのテーピングをご紹介します。
肘をスムーズに動かしたい
このテーピングは、野球・バレー・テニス・バドミントン等球技全般、
ゴルフを楽しんでいる方、力仕事が多い方等に効果があるテーピングです。
使用テープ数 |
2本 |
テープの長さ | 20cm |
姿勢 |
1本目:バンザイ→肘を曲げる。 2本目:手首を背側に反らす。 |
テープの貼り始めの位置 |
1本目:肘頭~上腕三頭筋 2本目:前腕中間~内側寄り |
張る際の注意点 |
1本目:手を後頭に持っていくように。ズレないように真っ直ぐ降ろす。 2本目:机に手をつく。後方に反らした状態のままで肘へ。 |
テープの貼り終わり位置 |
1本目:三角筋後部繊維へ合体。 2本目:肘の真ん中。一本目とやや重なる程度。 |
肘がブレないように固定したい
このテーピングは、過去に肘を怪我している方、
今現在肘が痛い方に有効です。
使用テープ数 |
2本 |
テープの長さ | 20cm |
姿勢 | 肘をやや屈曲 |
テープの貼り始めの位置 | 前腕真ん中~肘より内側 |
張る際の注意点 |
1本目:内側へ降ろすように~外側上顆を通り内側上顆を避ける。(8の字スパイラル) 2本目:外側へ上がるように~内側上顆を通り外側上顆を避ける。(8の字スパイラル) |
テープの貼り終わり位置 |
上腕三頭筋~肘頭上。 |
親指
手の親指をスムーズに動かしたい
卓球や、ラケット等のグリップを握る動作を良くおこなう方、
加齢により指が変形してしまった方に有効なテーピングです。
使用テープ数 |
2本 |
テープの長さ | 15cm |
姿勢 |
1本目:手首を尺屈した状態→母指を握ったグーの状態へ。 2本目:手をパーに変える。 |
テープの貼り始めの位置 |
1本目:母指第一関節背側。 2本目:母指基節骨外側スタート→下へ回転。 |
張る際の注意点 |
1本目:母指から長母指伸筋上に。貼る時は手首を下に下げる。 2本目:親指のCM関節付近のテープが浮きやすいので抑える様に。 下をくぐって「3センチ」テンションをかけながら背側にもってくる。 |
テープの貼り終わり位置 |
1本目:スナッフボックス上。 2本目:手首背側。二本目テープが真ん中より。 |
手の親指を固定したい
スポーツをしている最中に突き指をしてしまった!
40~50代で家事をしていると親指が痛くなる方にオススメです。
使用テープ数 |
2本 |
テープの長さ | 15cm |
姿勢 | 手をパーに変える。 |
テープの貼り始めの位置 |
1本目:母指背側ぐるっと→背側へ 2本目:母指背側ぐるっと→掌側へ |
張る際の注意点 |
1本目:やや手前に角度を付けて、CM関節上を通り、母指球上。 2本目:やや手前に角度を付けて、CM関節上を通り、一本目とクロスし長母指伸筋上へ。 |
テープの貼り終わり位置 |
1本目:手首掌側内側側へ。 2本目:スナッフボックス背側~内側へ |
大腿四頭筋
球技・コンタクト系などスポーツ全般を行う方、階段の上り下りが不自由な方、変形性膝関節症の方へおススメです
このページでは膝に関してのテーピングをご紹介します。
膝の内側をスムーズに動かしたい
激しい動作や、コンタクト系、ジムに通っている中高年の方向け。
使用テープ数 |
2本 |
テープの長さ | 30cm |
姿勢 | 座った状態・膝90° 屈曲位 |
テープの貼り始めの位置 |
1本目:膝お皿の上~ど真ん中 2本目:膝のお皿の上~内側 |
張る際の注意点 |
1本目:中間広筋狙い。テンション「3センチ」かけながら思ったよりやや外側へずれていく。 2本目:内側広筋狙い。テンション「3センチ」かけながら思ったよりやや外側へずれていく。一本目から2cm程離し平行ラインで貼っていく |
テープの貼り終わり位置 |
大腿筋上部又は股関節手前。 |
膝の外側をスムーズに動かしたい
球技が好きな方(特にバスケやサッカー)
ランニング、山登りが好きな方にはこのテーピングをお薦めします!
使用テープ数 |
2本 |
テープの長さ | 30cm |
姿勢 | 座った状態・膝90° 屈曲位 |
テープの貼り始めの位置 |
1本目:膝お皿の上~ど真ん中 2本目:膝のお皿の上~外側 |
張る際の注意点 |
1本目:中間広筋狙い。テンション「3センチ」かけながら思ったよりやや外側へずれていく。 2本目:内側広筋狙い。テンション「3センチ」かけながら思ったよりやや外側へずれていく。一本目から2cm程離し平行ラインで貼っていく |
テープの貼り終わり位置 |
大腿筋上部又は股関節手前。 |
膝がぶれない様に固定したい
上の2つの効果(コンタクト系、ジムに通っている、球技、ランニング、登山が好き)を
合わせたテーピング方法はこちら。
使用テープ数 |
2本 |
テープの長さ | 35cm |
姿勢 | 片足正座・膝120°以上屈曲位 |
テープの貼り始めの位置 | 脛骨粗面 |
張る際の注意点 |
1本目:中間広筋狙い。テンション「5センチ」かけながら 2・3本目:内・外側広筋狙い。テンション「5センチ」かけながら
|
テープの貼り終わり位置 | 大腿筋上部 |
ふくらはぎ
スポーツを行っている方で試合が近い方や、より強くふくらはぎをサポートしたい方へおススメです
ふくらはぎをスムーズに動かしたい
跳躍をメインとした競技を行う方や、過去に足首の捻挫経験がある方へおススメです
このページではふくらはぎに関してのテーピングをご紹介します。
足首
足首をスムーズに動かしたい
走る事が多い方、日常で運動を良く行っている方にお薦めです。
使用テープ数 |
2本 |
テープの長さ | 1本目:30cm
2本目:60cm |
姿勢 | 椅子に座った状態前かがみ・足関節90°固定 長座の姿勢でも可 壁に足をくっつけながらでも可 |
テープの貼り始めの位置 | 1本目:足背~前脛骨ライン
2本目:足背~土踏まずより |
張る際の注意点 | 1本目:足関節底屈。腓骨頭めがけ「5センチ」テンション。浮かない様に手で抑えながら貼る
2本目:足背から土踏まずの真ん中を通り、外くるぶしへ向かう。外くるぶしから内くるぶしへ「6センチ」テンションで上方に引く。 あまり皮膚から離さないのがポイント |
テープの貼り終わり位置 |
1本目:腓骨頭手前 2本目:内くるぶし上方へ着地 |
足首をよりスムーズに動かしたい
跳ぶことが多い方や、過去に捻挫を経験している方は是非行ってください。
使用テープ数 |
2本 |
テープの長さ | 1本目:30cm
2本目:60cm |
姿勢 | 椅子に座った状態前かがみ・足関節90°固定 長座の姿勢でも可 壁に足をくっつけながらでも可 |
テープの貼り始めの位置 | 1本目:足背~前脛骨ライン
2本目:土踏まず~足底へ |
張る際の注意点 | 1本目:足関節底屈、腓骨頭めがけ「5センチ」
テンション浮かない様に手で抑えながら貼る
2本目:①足底から外くるぶしへ「5」テンションしつつ 内反抑制 テンション「3」に戻し→①へ戻る |
テープの貼り終わり位置 |
1本目:腓骨頭手前 2本目:足背・外くるぶしに着地 |
足首がぶれない様に固定したい
こちらも走る事がメインな方、
日常的に運動をしている方にお薦めのテーピング方法です。
使用テープ数 |
2本 |
テープの長さ | 1、2本目:60cm
※慣れてきたと思ったら120cm一本でもできます。 |
姿勢 | 椅子に座った状態前かがみ・足関節90°固定 長座の姿勢でも可 壁に足をくっつけながらでも可 |
テープの貼り始めの位置 | 1、2本目:外くるぶしやや上目 |
張る際の注意点 | 1、2本目:外くるぶしから
土踏まずへ角度をつける ※120cmの場合 慣れれば120㎝のまま工程を繰り返す |
テープの貼り終わり位置 |
足背・外くるぶしに着地 |
足首がぶれない様により固定したい
こちらのテーピングも跳ぶことがメインな方や、過去に捻挫を経験している方には
特にお勧めです。
使用テープ数 |
2本 |
テープの長さ | 120cm
※こちらも慣れてきたと思ったら120cm1本でも可能です。 |
姿勢 | 椅子に座った状態前かがみ・足関節90°固定 長座の姿勢でも可 壁に足をくっつけながらでも可 |
テープの貼り始めの位置 | 1、2本目:外くるぶしやや上目 |
張る際の注意点 | 1、2本目
外くるぶしから土踏まずへ角度をつける 踵をV字で包み込む様に 2周目は外側にズレルように
|
テープの貼り終わり位置 |
足背・外くるぶしに着地 |
少し難しいかもしれませんが、2~3回で慣れてきますので練習・試合前に是非お試し下さい。
巻きかた等詳細も写真で解りやすく掲載していますので、こちらもご参照ください。当院ブログでも詳細を順に説明掲載していきます。
テーピングの巻きかたについて分からないことや、疑問に思ったことがあればお気軽にご相談下さい。