琴奨菊
大相撲初場所は千秋楽の24日、大関・琴奨菊が初優勝しました!
やっとですね。やっと「日本人力士」が優勝しました。日本人力士が優勝するのは10年ぶりです。

琴奨菊は、平成23年秋場所後に大関に昇進。怪我に苦しみ優勝争いに絡むことすらできていませんでした。
負け越したら大関から墜落する角番も5回経験しています。

地道な稽古を重ねた結果、今場所では3人の横綱を破り、初土俵から14年で初優勝です!!

その勝利の瞬間をご覧ください。

感動ですね!

この10年は外国出身のの力士が優勝していた…..

大相撲で、琴奨菊の前に優勝した力士は、平成18年初場所で大関・栃東が最後でした。
それからは、モンゴルの力士(朝青龍・白鵬)が活躍。

白鵬は、栃東の最後の優勝の2場所後に初優勝を果たすと、7連覇と6連覇を1回ずつ成し遂げるなど、角界の第一人者として君臨し、大鵬の記録を超えて歴代最多の35回の優勝を積み重ねる。

ブルガリや出身の琴欧州も優勝していますね。外国人力士が大活躍の10年でした。

一方で、日本の力士が賜杯に大きく近づいたときもありました。
平成24年夏場所では栃煌山が12勝3敗の好成績を収め、旭天鵬と史上初の平幕どうしの優勝決定戦に臨みましたが、はたき込みで敗れて、初優勝を逃しました。
また、平成18年の夏場所では、当時関脇の雅山が、平成22年の九州場所では平幕の豊ノ島が、いずれも14勝1敗で優勝決定戦に進みましたが、ともに白鵬に屈しました。
大関・稀勢の里も実力には定評があり、優勝争いのトップに並んで千秋楽を迎えたこともありますが、勝負どころで本来の力を発揮することができず、この10年、日本出身力士は賜杯に手が届きませんでした。
(NHK NEWSより参照)

大関・琴奨菊を支えたトレーナー「塩田宗廣」さん!!

塩田宗憲
テレビの報道等でも耳にしましたが、琴奨菊が優勝した強さには塩田宗廣さんの力が大きかったと言います。
5日に1回のペースで筋力トレーニングを行い、主に体幹を鍛えてきたみたいです。

体幹を鍛える事により、身体の軸の使い方を学び、馬力が上がったと琴奨菊もパワーアップを実感!
稽古が終わった後・取組後・就寝前と3回の電話を必ずして、琴奨菊の体調・メンタル等を聞いていました。

琴奨菊に何があろうと必ずそこには塩田さんがいて、

①心のケア
②身体の具合
③今後のトレーニング 等

親身になって考えてくれた事が初優勝に繋がったと会見でもお話されてました。
僕も憧れています!講演会等あったら是非参加したいです。

 

日本人横綱は誕生するのか!?

優勝シーンを見てみましたが、泣いている方も多く見られましたね。
10年ぶりの日本人力士優勝は本当に嬉しいです。おめでとうございます!

後は横綱ですね。平成15年の貴乃花引退後13年間朝青龍・白鵬(モンゴル)の独壇場ですね。国技なのに、モンゴル相撲になりつつある気がしてなりません。もちろん文字通り血を吐く練習を重ね努力した結果2人が強いのですが。かといって、日本人だけだと海外から見た本当の強さにほど遠くなってしまいますね。今後の日本人力士に期待します!!