2019.1.3日の激闘を繰り広げた間もなく、当院にご挨拶に来てくれました!!

高校生の頃とは、一回りも二回りも大きくなった鈴木選手から、東洋大学の学生生活、寮生活、練習など様々なことを教えて頂きました。なんと、箱根駅伝終わってから直ぐに、大学へ戻り、授業に参加していたそうです!恐るべし!!

初めての箱根駅伝はどんな気持ちで臨まれたんですか?

宗「声援が物凄かったです。耳鳴りが止まない程、大きな声援を頂きました。まだ耳の中がボワ~ンてします」

松「やっぱり現場は凄いんだね!俺も戸塚に応援しに行ったけど、中継所付近~街道に人が凄かったもん。やっぱり緊張した?」

宗「監督から前日に電話があって『明日いけるか?』って。いきます。としか言えないですが、やるしかないと」

松「前日なんだ!!2日の朝にはまだ名前が載ってないから、どうかなーって思ってたけど、選手達も知らされないんだね?」

宗「箱根にかける”想い”は皆一緒なので、言われたからには、やるしかないんですよ」

緊張よりも、やるしかない!という気概が色濃く出たそうです。陸上の誰もが憧れる舞台に、彼は1年生ながら大抜擢され、結果も残しました。私はどこまで聞いて良いものなのか迷いながら聞いてみました。あのドラマを。

 

東海大の小松選手との走りはどうだったの?

第8区の激闘は、視聴者を釘付けにしたのではないでしょうか。1位の東洋を4秒差で追いつく東海大「小松選手」

引用:産経新聞(福島範和)

宗「走りずらかったですねー。ぴったり後ろにいるんですもん。思うような走りができなかったことは確かですが、小松選手の”努力”を見せつけられた感じです。」

松「どんな努力なんだろう?小松選手は、区間賞出したけど、やっぱり速かったの?」

宗「速いですし、巧いですね。プレッシャーの賭けかたとか。去年(H28)の成績は観ていましたが、H29年からの成長は驚異的でしたね。努力で今の東海大の地位を獲得したのが解りました。監督も小松選手を警戒してたんですが、経験値も倍以上で僕は足元にも・・・」

松「いやいや、1年生で区間3位でしょ!自信持ちなよ!確かに小松選手は22年ぶりの区間更新だったけど、宗孝君も頑張ったでしょ!」

宗「監督も1年で1時間04分台出せれば、十分だと言ってくれたんですが・・・」

松「宗孝君・・・この経験を糧に、来年・再来年で総合優勝すれば良いんじゃないか?」

宗「そうですね。今度は僕が箱根経験者なので、その辺が出せれば、いい結果がついてくるんじゃないかと思います」

 

泣きそうになりました。TVで解説者が言うより、本人からの直接の言葉の重みが違います。宗孝君本人が相当に悔しいはずなのに『経験させてもらった』という姿勢は、次期エースの原動力となるはずです。

 

東洋大学の練習は、氷取沢高校と比べてどうなの?

松「東洋大に入ってみてどう?」

宗「高校の頃とは全然違いますね。シーズンになると1日30㎞は走ります。月間ですと800㎞以上になります。先輩達はとんでもなく速くて、追いつくのに精一杯で。むしろ追いつけなかったんですけどね」

松「800ってお前・・・全然想像つかないわ。氷取沢高校在学中でもマラソン大会出て大学生たちと出てたじゃん?その人達より速いの?」

宗「とんでもないくらい速いですよ?お陰で血尿も出ましたし、痩せました(笑)」

松「血尿?!相当追い込まれるんだね!高校よりハイレベルなんだね~。よく先輩達に着いていったね?」

宗「氷取沢高校の常深先生のお陰です。あの人の教えがあったから、今の僕があるんです」

松「常深先生懐かし~!俺と同い年だわ。深見先生は教え方も上手いんだね~」

宗「今の氷取沢高校陸上部は、指導が良いので、間違いなく強くなりますよ!」

 

無名の公立氷取沢高校ですが、陸上の他に2年前は私立創学館高校に野球で勝ったりと何かと話題です。陸上部に常深先生が赴任され、鈴木君と出会ったことによって、この箱根のドラマに繋がるとは。”縁”とは不思議なものですね。

 

寮生活とか、日々の過ごし方で気を付けてる点は?

松「宗孝君、身体が凄く引き締まったね~体脂肪はいくつ?」

宗「今は11%をキープしてまして、体脂肪を落とさない様に食生活を気を付けてますね。毎日測定があって、記録日に向けて調節するんですよ。一桁になると、長距離での体力が落ちるので、11%がベストです。」

松「11%ってお前・・・サラブレッドやん。寮のご飯はどうしてるの?」

宗「栄養士の方が、ランナー仕様に作ってくれます。すっごく細かい計算されてるので、安心して食べてます。」

松「食事の管理もされて、身体のケアとかもしてるの??」

宗「メディカルチームがあって、その人達に日頃ケアしてもらってるんですよ」

松「凄いな(医療人からすると、その専属の人達が羨ましい)!練習の他に、見えないところまでケアが行き届いてるのは流石」

宗「日々、自分の筋肉やコンディションをチェックしないといけないので、毎日鏡とにらめっこです。高校生の頃よりも、肩甲骨の可動域を広くして、腕のふり幅を大きくしたりとか」

松「そういえば、ふくらはぎが高校生の頃より細いね?」

宗「絞られたんで(笑)」

 

やはり、箱根を目指すランナーは日々のケアを怠りません。ここには書けませんが、東洋大の秘密の特訓等がタイムに直結してるとなると、寮でのケアも一流でした。

 

初めて箱根駅伝を見た!熱狂の渦を切り裂く雄姿に惚れる

箱根駅伝に出るかもと、お母さまから知らせを受ける前まで、実はマラソンのことを全然知りませんでした。どこの学校が強豪で、青学が連覇してる・・・くらいしか知らず、全日本大学駅伝に宗孝君が映ってから急いで勉強したんですね。

世の中にはマラソンマニアという方々がいて、その方々のサイトを片っ端から読みました。皆さん、高校生から注目してて・・・大学では誰々が活躍するだろうとか、予想が本当に当たってて怖いくらいでした。

やはり”箱根駅伝”とは別格らしく(神聖さもあり)ある程度知識を入れた状態で臨みました第8区

歩道にいる方々の声援が、選手を鼓舞するのか、地響きなんです。どの大学選手にも、一生懸命応援している観客に私は感動しました。

一瞬で過ぎていってしまう選手は見逃しませんが、シャッターを押すよりも、直にあの雄姿を視界に収めるのに必死でした。声にならない応援を、あの集まった観客との一体感は一生忘れないでしょう。

 

まとめ

①箱根駅伝は陸上ランナーには特別なもので、想いも強く、それに向けて日々練習している

②本番前日まで、選手本人も家族もどこを走るか知らされない

③鈴木宗孝選手が活躍したルーツには、氷取沢高校の深見先生の指導あり

④練習もそうだが、ケアにも真剣