ポーランドのクラクフ中央駅から列車に乗り、6時間ほどでチェコの首都「プラハ」に到着です。

途中、ヨーロッパの列車らしく理由のわからない乗り換え待ちがありましたが、それ以外は特にトラブルらしいトラブルがなかったのが幸運でした。今回は、まだ大きなトラブルには遭遇していません。何かしらあるのではと身構えていたので嬉しい誤算。

ここチェコは

①自動車産業が盛ん
②ビールの消費量が世界一

ドイツのハイデルベルク城で出会った日本人ご夫婦も、ご主人がチェコで自動車関係の事業をされている方でした。

ビール消費量は日本の3.3倍!!その量なんと161.5ℓ/年!!その影響か、チェコ料理はビールに良く合うような濃い味付けでハイカロリーなものが多かったです。ビール好きとしては気を付けなければいけない…

到着は日付が変わる直前

チェコの宿はbooking.comで評価のとても高かったホステルに。

駅からは徒歩で15分程度。すでに23時を回っていたので、スリや強盗には細心の注意を払いながら移動。警戒しているぞ!オーラを出すだけで、被害に遭う確率も極端に下がるそうです。

ここまで日本を出て約2週間。ノンストップで動き回っていたせいか、はたまた初めての海外だからか、少しのんびりしたい気持ちが出てきていました。

ただ、チェコは長い間憧れていた国でもあるために、なんとしても満喫したかったのでかなり動き回り予定。2泊3日に沢山詰め込んでいい思い出になるはず。

忘れらない思い出ができたプラハ

駅からは少し離れていたホステルでしたが、プラハ城や街の中心にはほど近く、なんとか歩けます。

バスやトラムも発達していて、観光客や地元の人は大勢使っていましたが、節約と防犯とスナップ撮影を兼ねてお散歩。それに徒歩の方が気になったらすぐにそこに行けたり、街ゆく人にオススメのお店を聞けたりと、より楽しめるのではないかと思ったからです。

せっかくの一人。自分の思ったように行動しなきゃ。

圧巻のプラハ城

途中で寄り道して写真を撮りながら歩くこと約1時間。プラハ城に到着。

プラハ城は高台に建設されていて、500mくらいはずっと登り坂。ほかの観光客たちもみんな息を切らしながら登るくらいの勾配です。

城の前に着くと、壮大なあらゆる建築様式を兼ね備えた建物に圧倒されます。

完成までに600年もかかったとされているこのお城は、東西に430m、南北に70~130m、長さ570m、幅130mという大きさの中に3つの教会や5つの宮殿、火薬塔などがあり一つの町のような建物です。

世界で最も古く大きい城とギネスブックにも認定されています。
そんなプラハ城、現在はチェコの大統領府として使用されていて現役バリバリです。

ちょうど私が着いた時に、衛兵の交代式が行われていて見ることが出来ました。兵士の行進と一緒に行進して兵士気分を味わえます!

お城の目の前の広場に到着。巨大なゴシック様式の聖ヴィート大聖堂が目に飛び込んできます。

ここで久しぶりに日本人の方々と会うことが出来ました。日本人なのに日本語を使うことが無かったことに気付いて変な感じがしましたが、新しい感覚だったことを覚えています。

 

旧市街広場では詐欺やひったくりに気をつけろ!!

プラハ城を下り、休憩がてらに食事をしようと旧市街広場に向かっていました。

1人のスイス人と名乗る男性が声をかけてきました。私が日本人だという事が分かると「三井住友」で働いていたなど、大手企業の話題を出してきました。

話を聞くと「プラハに来る途中、列車で歯磨きをしている間に荷物をすべて盗まれた。スイスに帰るために2000チェココルナを貸してほしい。メールアドレスを教えてくれ。用意が出来たら振り込むから」と。

文面だけで見るみなさんは、これが怪しすぎると思うでしょう。私もその時、これは絶対怪しいと思いました。詐欺ではないかと。

しかし、その時は

・旅に少し慣れてきて気が抜けていた
・英語を使って会話が出来ている高揚感
・日本の大手企業の元社員(嘘)という安心感
・本当に困っていそうな演技
・これも出会いの一つで今後自分の為になるかもしれないというポジティブすぎる思考

これらがその男の怪しさを消し去り、結果的に2000チェココルナ、日本円にして約1万円を渡してしまいました。

私がこれは詐欺だと確信したのはお金を渡した時。

紙幣を差し出すとひったくるように乱暴な受け取り方をしたのです。

普通本当に困っていたら感謝の気持ちを表すものだと思います。しかしそのような仕草は全くなく、受け取るとそそくさとどこかへ行ってしまいした。

詐欺だったとわかってから少しその場に立ち尽くしてしまいました。あれだけ防犯対策には念には念を入れていたのに、こうもあっさりと詐欺に引っかかってしまうのかと。

事実、それまでは一切そういった軽犯罪には遭っておらず安全に過ごせていました。詐欺に遭いそうな場面はいくつかありましたが、毅然とした態度で振り切っていました。

皆さんも海外旅行をお考えでしたら、予想以上に気を引き締めることをおススメします。

海外で親切に声をかけてくる人は9割悪い人

だと思って下さい。決して話を聞くそぶりを見せず、無視やきっぱりNO!と言って下さい。

逆上されるのでは?と思う方もいるでしょうが、そんなことはありません。
多くの場合、観光客がよく立ち寄るスポットには警官や軍人が巡回しています。騒ぎがあると駆けつけてくるので悪い人達は騒ぎにしたくないのです。

心も懐もズタボロになってしまった私は、このあとチェコであまり行動できませんでした。楽しみにしていた国だったのでとても残念です。

 

ホステルでは素敵な出会いがある

旅費節約のために「ホステル」と呼ばれる一つの部屋に、二段ベッドやベッドが何台か置いてある相部屋の施設を利用していました。
プラハでもホステルに泊まっていたのですが、偶然にも同じ部屋に日本人が泊まっていたのです。

プラハ二日目の夜、詐欺に遭いショックを受けていたので早めにホステルに戻り、ロビーでくつろいでいました。
するとそこへその日本人がやってきて、まさかの英語でずっと話していました。
聞くと、私のことを韓国人と思っていたというのです。

そこから話が盛り上がり、途中で宿泊者の諸外国の人たちも加わったりして、かなり充実した時間を過ごせました。
最後には二人になり、悩みや人生について知り合いには打ち明けられないようなことまで話してしまいました。

その方はなんと同じ神奈川に在住の方で、67歳で退職した後、10日後には世界一周に旅立ったそうです。
期間は「お金が尽きるまで」だそうで、既にキリスト巡礼やタイの寺院で1カ月修行するなど様々な経験をされている方でした。

とても楽しそうにお話をされている姿は、キラキラ輝いて見えました。

こんな人生を送れたら楽しいだろうなと思いを胸に秘め、私はオーストリアへ向け出発しました。

お話に夢中で、写真も撮らず連絡先も交換しなかったのが心残りですが、いつかまたどこかでお会いできるのを楽しみにしています。

 

チェコのオススメスポット

少ない時間の中で見つけたプラハのオススメスポットをご紹介します。

プラハを訪れることがあれば是非足を運んでみてください。

①スターバックスコーヒー プラハ城店

プラハ城を散策している時、少し休憩をしようとカフェを探していると、城の門付近に「スターバックスコーヒー」を発見!屋上のテラス席には人がびっちり!
それもそのはず、その眺望はプラハの街を一望できる絶景!おしゃれで優雅な時間を過ごすことが出来ます。

実はここは世界一美しい店舗として有名なんです。店内の席もアンティークのソファが置いてあったりとヨーロッパらしさ満載で満足できること間違いなし!

②McSloop Hostel Prague

私がプラハで宿泊したホステルです。スポットというより宿泊施設の紹介になります。
設備はきちんと整っていて水回りもとても清潔感があり、使い心地が良かったです。
ロビーには大きなソファとテレビがあり、集まったみんなでゲームやNetflixが観られます。スタッフもフレンドリーで英語が苦手でも楽しくおしゃべりができました。

今までドミトリーには抵抗があった方にもおススメできるホステルです!

③カレル橋

街の中心を流れるヴルタヴァ川(モルダウ川)にかかる1402年に造られたプラハ最古の石造りの橋です。橋の欄干には歴史的に有名な英雄や聖人左右15体ずつのが並んでいます。中にはザビエルの像も!

実際に橋を渡るとそこには多くの大道芸人、露天商、絵描き、演奏者がいて賑わっています。
橋を下から眺めても600年の歴史を刻んできた重厚な雰囲気が感じられます。

 

まとめ

初めて海外の洗礼を受けたチェコでの滞在でした。しかしこれも経験。少し凹みましたがその時間ももったいない。
日本では考えられない様な出来事に遭遇出来たというポジティブな考えを持てるようになりました。

ホステルでの日本人男性との出会いも大きな財産です。

しかし、ショックと悔しさでマッサージが出来なかったのも事実。
次訪れる時はカレル橋の上で堂々とマッサージしてやりたいと思っています。