交通事故 2

交通事故に遭ってしまったら、ご自身の身体に異常が無いか直ぐに調べて下さい。首に痛みがあれば、むちうち症の可能性もあります。放っておかずに専門家に相談し、治療を受けてみてくださいね。

交通事故に遭ったら、相手方・保険会社との話合いが必要になってきます。

人身事故(人的に関わる死傷事故)

120万円
(死亡した場合は3000万円)まで相手方の自賠責保険から受け取れます。

 

物損事故(人的には被害が無く、建物・車のみが損壊すること)

自賠責保険に賠償請求ができません

 

ガードレール等公共の物損をしてしまった場合は警察に連絡し、土木会社と交渉する必要があります。人身事故と物損事故で対応が違ってきますのでお気を付け下さい。

事故現場で示談交渉・損害賠償の話は絶対しないように!!

交通事故に遭ってしまったら、相手方と示談書の作成・念書等に記入は絶対にしないで下さい!交通事故の示談交渉等は、治療が終了し、かかった費用全体が分かってからとなります。

金額等が書かれた書類に署名捺印する前に、専門家へ相談して下さい。簡単に署名捺印をしてしまうと、取り返しのつかないことになる事態も考えられます。

自動車を購入する際に、必ず任意保険・自賠責保険に加入しますよね?交通事故を起こして、相手に怪我を負わせてしまった時、高額の賠償金を請求されることがあります。
万一の場合に備えて、補償をしてくれる任意保険には必ず加入しましょう!

 

事故に遭ってしまったら必ず病院で精密検査を受けましょう

精密検査

交通事故後は、アドレナリンが放出されて興奮状態になります。興奮しているのでその時痛みを感じなかったり、骨折をしているケースと様々です。事故後数日経ってから痛みが出る事も多くあります。

検査を受けて何も外傷がなくても検査を受ける事に重要性があります。念のための検査費用も自賠責保険から出ますので、安心して必ず受けましょう。

事故後は加入している保険会社へ連絡しましょう。いつ(時間)・どこで(詳細な場所)・どのようにしてを伝え、余裕があれば事故現場の写真を撮ることも後に有利になります。

 

事故後直ぐに保険会社に連絡をしなければならない理由

①事故後は必ず保険会社へ連絡をしてください

連絡をしないと、通院費・賠償金等の補償が受けれない場合があります。定期的に保険会社から連絡がきますが、ご自身で何か気になった事等ありましたら、保険会社に一報を入れて下さい。

通っている病院を変更する際も保険会社に一報をいれなければなりません。治療先の病院を勝手に変更すると、治療費が負担されない場合いがあります。転院の手続きが必要になりますので、分からないことがありましたら当院にご相談下さい。

 

②保険会社に連絡をしたら、警察に連絡をしましょう

事故後、加害者が

「警察には連絡しないでほしい・・」
「頼むから見逃して欲しい・・」等

言ってくることが無きしもあります。被害を受けているので簡単に応じないでくださいね。警察に届け出をしないと保険請求に必要な交通事故証明が発行されません。
加害者から警察への届け出を辞めて欲しいと言われても拒否して下さい。警察には速やかに事故の届け出をしましょう。

人身事故を物損事故に勝手にしてしまう事は、治療費を請求しても出なくなってしまう場合があるので人身事故は人身事故でしっかり処理してくださいね。

 

③加害者の免許証・車両ナンバーは必ず記憶する

事故後は、相手方の情報を記録して下さい。具体的には免許証を提示してもらい、氏名・住所・生年月日等確認をします。相手方が会社の車を使用していたら、会社名と名刺をもらってください。スマホで写真でもOK.

相手方の保険会社・自賠責保険・任意保険を提示してもらい記録します。提示を求めたが拒む方も中にはいらっしゃいます。この場合は、警察にその旨を伝え警察の方から提示を求めるよう説得をお願いして下さい。

相手方の情報を記録することは話を円滑に進める為にも重要なことになります。

 

④タクシー代・病院領収書・保険書類などは保管

交通事故関係の書類・通院の際利用したタクシー代等は、領収書を頂いて大切に保管して下さい。(タクシー代は怪我の症状が重度の場合のみ費用を負担してくれます)

病院・整骨院の診断書作成料等も大切に保管をお願いします。書類がないと、負担する費用が分からなくなり、保険会社から費用を受け取れないので注意です。

 

⑤事故の目撃者がいたら、住所・電話番号等を聞いておきましょう

加害者・被害者以外で目撃者がいましたら、すかさず連絡先を聞いてください。目撃証言は、示談交渉を左右する程重要になります。事故状況を記録することは、相手方の情報を記録する次に重要なことです。

①事故現場の全体写真
②事故現場をビデオ撮影
③バイクの場合、ヘルメット・手袋・靴等も記録
④飛び散った車・バイクの残骸を撮影 等

バイク 事故
写真・ビデオは色々な角度から撮影します。事故の原因は何なのか・過失はどちらの方が高いのか等の判断をする時に大事な材料となります。

相手方の主張に納得できない場合は

①身に着けていた衣類
②事故車
③事故によって破損した物 等

上記は保管して、真実を話せるように証拠は残します。バイクの場合は、ヘルメット・手袋・靴等も残しておきましょう。

 

交通事故に遭ったら必ずやるべき事!!

①加害者と加害者の車両を確認!⇒免許証ナンバープレートを写メしておきましょう。
②事故後は必ず保険会社・警察に電話をする!⇒事故証明が必要になる為
③事故後は医療機関に受診!⇒痛くなくても必ず専門家の元で治療を!
④むち打ち治療専門の先生に電話する!⇒お近くの整骨院の先生に相談して下さい!

4つの事を行って、交通事故に対してしっかりとした処理をしましょう!