和ごころ整骨院での交通事故患者さんの症例を紹介します。

●30代後半の夫婦

1歳のお子さんがいるので、いつも昼にお子さん連れで来院していました。事故当時お子さんを実家に預けてでかけていたらしく。不幸中の幸いでした。もしお子さんが乗っていたら。ゾッとします。旦那さんは仕事終わり夜21時50分頃来院されます。交通事故の方は重度なことが多い為、優先でご案内しております。

 

◇タクシーが運転席側へ横から追突

○奥さん
頚部むち打ち・背部挫傷・腰部捻挫

頚部を右と前に首を倒す事が出来ず、事故当日~翌日に熱が発生

○旦那さん
頚部捻挫・背部挫傷

首のだるさ・背部の痛み、当日夜から熱が発生。

 

お二人とも次の日レントゲンを病院にて撮りましたが骨に異常なし

事故発生瞬間に身構えるのと、無意識なのでは衝撃の度合いに変化が起きる

旦那さんは横から急に向かってくる車の気配を感じたみたく、明らかに追突するのが悟ったので、力入れて一瞬の耐えたみたいです。

奥さんは、全然予測もせずに追突されたとの事で、全身打撲感・倦怠感があり。

この時奥さんの首は、ムチの様に首から頭がしなり、腰部にまで影響及ぼしたと予測できます。

奥様の様に、重度な方の交通事故治療は【弱め】からスタート

腰から頚を軽く擦るに近い強さで施術してました。事故当初はあまり力を加えません。力の入った施術だと、揉み返し症状悪化の恐れ有る為です。

頚の圧痛は1週間位で消えてきましたが、動かすと痛みがジーンと残る感じです。

腰は、思ったよりも症状が酷い状態で起き上がり動作さえも困難でした。一歳のお子さんを抱っこしなければならないので、コルセットを装着して頂きます。この際の患者様窓口負担は0円です。

頚にもむち打ち症特有の『頭痛・吐き気・眩暈』が有ったため、頸椎カラーを勧めたのですが、見た目が目立つから断られました。もう少しデザイン重視のコルセットないし頸椎カラーが欲しいところですね。

 

交通事故後のケアを含むと、完治まで半年程度かかります

治療を継続していましたが、偏頭痛が中々改善されません。側頭筋を緩めたり、頭の血流を良くしても、むち打ち症特有の症状が軽減するには時間がかかります。

腰の症状は早く軽くなりましたが、頭痛は波を打つように1か月経過。。

2か月目でも痛み止めを服用しながらとなり、再度頸椎カラーを薦める。。。

3ヶ月経過後、天気によって、良くなったり悪くなったりと変化が出てくる様になりました。

この際には、整形外科へ月に一度ご通院して頂いてます。お医者様のアドバイスを頂きながら、半年きっちりで治癒になりました。

旦那様は、頚と背中の違和感程度で、最初から圧痛は余りありません。仕事が忙しく中々来れないのも有り、週に一・二回程度の治療で四ヶ月で治癒となりました。

交通事故治療はケガの度合いでの個人差ありますが、きっちり治す(完治)には大体半年かかります。

 

お子様連れでも大歓迎

来院初めは、お子さんもハイハイしかできなかったんですが、そのうち歩き出し半年達経つ頃は、我々が患者さん送り出す際に「お大事にして下さい」を一緒に言い始めて、とても可愛く印象に残っている患者さんの一人です。半年でこんなにも赤ちゃん成長するんだと関心しました。歩き初めはここだったみたいです。

和ごころ整骨院はお子様連れも対応できますので、ご相談下さい。

 

まとめ

基本は痛みある場合は安静が望ましいです。頚、腰をちょっとでも動かすと痛い症状等は、頚腰にコルセットをしたりします。また、仕事をされている方にもコルセットを勧めます。初めは馴らしで弱い施術から。

状況が良くなってくると、その間保険会社から『もう加害者と示談しませんか?』と話しがきます。しっかりと完治すまで断りましょう。

事故に遭われて、整形外科で診断書を書いて頂きます。そのあとに、最初痛く感じなかったのに、後から段々と腰が痛くなってきた・・・等ありましたら、遠慮なくご相談ください。