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昨日13日に初日を迎えた大相撲秋場所。自身最多記録を更新する、36度目の優勝を狙う横綱白鵬は、西小結・隠岐の海に寄り切りで完敗。黒星スタートとなりました。初日に白鵬が敗れるのは、今年の夏場所以来2場所ぶりとなります。隠岐の海に寄り切られる波乱に、国技館は大きく湧き、無数の座布団が飛び交いました。白鵬は『言う事はない。負けは負けだ』と完敗を認めています。

今場所狙うV36は、父ムフンバトさんが年1度のモンゴル相撲で6度優勝したことを、年6場所に換算して目標を掲げてきました。黒星を力に変え、次の取り組みは期待しています。
西横綱・鶴竜を含め横綱、大関陣は安泰でした。二日目も白鵬が二連敗し、大荒れの秋場所です。

3日目から、『大腿四頭筋付着部の炎症』で横綱になってから初休場となりました。日馬富士・稀勢の里・栃煌山が優勝狙えますね。

整骨院では、年配の方達は間違いなく相撲好きが多いです。必然と4時~6時の時間帯は来院されません!みんな応援してるんですねぇ。相撲のお陰でここから❷週間は体調が回復に向かう傾向があります。本当に。ふと疑問に思ったんですが、相撲を見ているとそもそもなぜ東・西?と思ったので調べてみました。

 

 

大相撲の東と西とは?

東西番付になったのは、『宝暦』の頃からと言われています。
昭和の初め頃は、東西の『東西制』といって、東と西の対抗戦の形でした。東同士、西同士での対戦、東と西の番付移動はありません。

【東】→東京、関東
【西】→大阪、関西

現在は、部屋別総当たりなので、番付面で、東方同士、西方同士でも試合が行われます。
(東方同士なら、番付下位の力士が西方に回って取り組みをする)
東方が西方より格上にみなされ、東西関は西方関より半枚上です。この形式は江戸時代に生み出され、初期の江戸相撲では力士が少なかったため、東西の序列が必要になりました。

東が西よりも格上とみなされるようになったのは、1890年、横綱免許を受けた16代『横綱』大関初代西ノ海張り出大関になることに不満をもたらしたため、同年、5月場所で初めて番付に『横綱』という文字を入れました。1909年の東西制実施の時に東が半枚上だということが確定し、現在に至っています。

 

16代横綱大関初代『西ノ海嘉治郎』

相撲史上初めて『横綱』と明記された力士です。
1881年、高砂部屋に入門

1882年、『西ノ海』として初土俵を踏みます。

1885年5月、大関に昇進。

1890年5月、横綱免許を受けた『西ノ海』が相撲史上初めて、『横綱』と明記されました。

1896年1月場所を最後に現役を引退。その後、襲名された名前で『井筒部屋』を創立。鹿児島出身の西ノ海。地元の数多くの力士が井筒部屋の門を叩いています。

 

 

相撲は年6場所と開催される場所が決まっている

相撲は、年に6場所行われます。奇数月が『本場所』、偶数月が『巡業』と言います。
①【大相撲一月場所】
1月東京・初 両国国技館
②【大相撲三月場所】
3月大阪・春 大阪府立体育館
③【大相撲五月場所】
5月東京・夏 両国国技館
④【大相撲七月場所】
7月名古屋 愛知県体育館
⑤【大相撲九月場所】
9月東京・秋 両国国技館
⑥【大相撲十一月場所】
11月福岡 福岡国際センター
kokugikan

巡業は主に地方へ行かれることが多いようです。従妹も力士に会いに行ってました。
場所が終わると練習・巡業を繰り返し、一年間通じて成績が落ちると降格してしまう厳しい世界です。

力士 テーピング

 

 

力士がテーピングしているのが気になる

私も両国へ観戦行きたいですね。TVで観るのと、直接観るのでは迫力が違うんでしょうね。TV観戦中に、力士の肘・膝に包帯・テーピングを巻いているのを見かけませんか?怪我との戦いもあり、誰が巻いているんだろう?と仕事モードで観てしまうこともしばしばあります。テーピングを巻いている部分が多い順が

①指関節(特に薬指・小指)
②膝関節(左側)
③肘関節(右肘)
④肩関節(右肩)
⑤足関節

 

だと思います!!やはり両者褌を取り合い、ぶつかり合いの格闘技だからこそ痛める箇所が決まっているのかもしれません。柔らかいテーピングよりも強固なものが多いのでしょうか、非常に気になります。

もしも当院に来られたら、もしも自分が現地にいたら、力士の得意技や練習のキレ具合を見てベストな包帯・テーピングを巻き勝利をもぎ取るサポートがしたいと思います。

 

 

白鵬の34連勝に隠された力士の身体作り

相撲

大相撲春場所で優勝34回と6連覇を達成した横綱白鵬は、世間に騒がれていますが純粋に強いです。日本人でこの記録を破れる人は、今後現れるのでしょうか?相撲については全くのド素人ですが、お爺ちゃんお婆ちゃん達の熱狂ぶりに感化され、去年から見るようになりました。

国技なのに、ルール・力士・技名をほとんど知りませんでした。何となく夕方のNHKで相撲をしている→横綱はとにかく凄い・・・くらいしか解りません。何故国技なのにモンゴル人が多いのか、日本人が勝てないのか、なぜ東西にわかれるのか、部屋って何?・・・等々。

整骨院に通われている70代以上の方は、かなり詳しいです。団塊世代の方は必ず好きな力士を一人抱えています。お話についていく為に相撲の勉強をし本も買いました。こちらWIKIBOOKに詳しく載っています。

 

何故白鵬は強いのか?

以前、日大相撲部出身の後輩がいたので『どうして白鵬があんなに強いのか』素朴な疑問をしてみた所

①テクニックが上手すぎる
②スピード・パワーバランスを下半身で瞬時に取っている(瞬発力がある)
③怪我をしない(体幹バランスが良い)

とのことです。

 

テクニックの『手さばき』は相撲から

勝負は一瞬の世界ですが、この一瞬に大きな巨体がぶつかり合い、まわしを取ったり上腕をさらったり捻ったりと様々な駆け引きが行われます。手さばきとの語源は相撲の由来があるのは、相手の手が自分のまわしに来ないようにするためです。この駆け引きの神業を持っているのが白鵬です。

 

どすこいの圧力

力士同士がぶつかり合う瞬間の力学的数値はおよそ1トンだそうです。一般人なら交通事故を起こされている衝撃で、もしも力士さんにタックルされたら私達は圧死です。ぺしゃんこです。そのくらいの衝撃をくらっても白鵬の下半身は屈強でしなやかなバネがあり倒されません。モンゴル出身の力士はこの下半身のバネ(腸脛靭帯)が日本人の2倍あると言われています。育った環境か、幼少の頃からモンゴル相撲で鍛えられているみたいです。

 

相撲には怪我が付き物

これだけ激しいぶつかり合いで、怪我をしない訳がありません。特に多いのが

①大腿三頭筋肉離れ
②膝関節靭帯損傷
③肩関節脱臼

たまに力士さんがテーピングを巻いて取組をしている姿が見られます。ここを見ると治療家として自分も現場に行ってみたいと強く思いますが、兎に角怪我が多いです。打撲は当たり前、怪我は男の勲章となり怪我をしない為の筋力作りは一流です。
力士さん=おデブ
ではありません。筋肉の鎧を纏っています。お腹が出ているのではなく、腹筋(内・外腹斜筋、錐体筋、腱画)が鍛えられ異常に盛り上がっているんです。

白鵬は怪我が少ないと有名です。立場上メディアの前で怪我の姿を晒していない場面もありますが、体幹筋が鍛えられ怪我をしにくい身体となっています。特に肩関節周りの筋肉、下半身は鍛えぬいていると思います。

 

もしも異種格闘技戦が行われたら

これは様々な説がありますが、間違いなく力士が上位にきます。これを緻密に考え抜いた方がグラップラー刃牙作者の板垣恵介さんです。私は大好きで全巻持っています。
刃牙

後輩に教えてもらったことで、力士さんは走ってはいけません。膝に負担がこない為に注意しながらゆっくりと歩いているみたいです。他にも股割りの仕方や、四股の練習がダイエットに最適等ありますが次回詳しく載せます。
相撲は歴史も長く奥が深いです。国技なので若い世代はもっと興味を持って欲しいと思います。自分の同郷を応援する、好きな力士を一人抱えると観戦も面白くなりますよ。