言わずと知れたテニス世界ランク9位の錦織圭選手が右手首痛の為。今月の28日開幕の全米オープンからすべての公式戦を欠場する事態になりました。手首の他に股関節も痛めていましたからね。

どうやら手首の腱を裂傷したみたいです。プロテニスプレイヤーはランキングを維持するために過密スケジュールをこなさないといけない為身体が悲鳴を上げているのです。今年は男子の4大大会優勝経験者ら、主力選手が相次いで怪我で長期離脱を余儀なくされてますね。

錦織選手もランキング9位から大幅にランキングを落とすと見られています。




テニスは年がら年中試合しているイメージがあります。ファンサイトによれば

http://nishikori-fan.com/schedule.html

世界を飛び回ってますね!

 

 

手首の「腱」の怪我・予防について

まず、手首は前腕と手の間の部分、前腕の橈骨、尺骨部分と手根骨の舟状骨と月状骨を関節する部分を言います。そこには前腕の内側上顆からはじまる屈筋群、外側上顆からはじまる伸筋群があり、手首を通過する際には筋から腱に変わってます。

上図で解るように、手の骨と骨の関節は靭帯でグルグルになり頑丈に形成されています。骨の上下に流れているのが母指伸筋・屈筋と呼ばれる腱です。その腱が指の手根骨などににとまり手首を動かします。

腱は基本筋肉の始まりと終わりの部分に存在します。手をパーにして甲側の各指のスジばったものが腱になります。

スポーツなどで酷使すると腱に傷がつき腱鞘炎が発生します。筋肉とは違い、修復細胞が少ない&硬さがある為、一度かかると治るまで長期間必要なのが特徴です。

 

 

 

ドアノブも回せない&ペットボトル明けれなくなる程の腱鞘炎とは?

原因となる動作炎症の起きる動作が決まっています。手首の甲側、手の平側、小指側、親指の4か所です。手の平側の腱鞘炎は手首を曲げたり反らしたりするときに腱鞘が負担を受け起こります。手の甲側は、手首を反らせる動作が原因です。

 

手首の親指側の腱鞘炎はドケルバン腱鞘炎と呼ばれ、ラケットスポーツや繰り返し本復する作業が多い方です。この腱鞘炎では手首を親指側に曲げる動作や小指側に曲げる動作で痛みを生じます。―フィンケルシュタインテスト。以前の記事で確認してみて下さい↓

マウスをクリックするだけで手首が痛いんですけど?!「PC・スマホ腱鞘炎」の改善法

 

腱鞘炎が長期化すると検証が腫れて腱かかり感や引っ掛かりの後に急に動く感じ(弾発現象)を感じるようになります。

現代ならでは日常生活で起こる腱鞘炎もあります。・・・・スマホ、パソコンなど!!!

スマホで指を使いすぎると親指側の腱が傷みます。パソコンでも基本手首を手首を曲げる動作になりますので、長時間パソコンでキーボードを打つと手首を痛めます。

予防として手首用枕があるので長時間パソコンで利用すると良いでしょう。

スマホに関しては・・・・あまり使いすぎないように・・・ソシャゲで熱くなりすぎて課金しまくらないように・・・

 

主婦の方は重い買い物袋を持ち歩いたりでも、手首にはかなり負担が増え痛めます。以前にもお話したばね指なども腱が肥厚し引っ掛かり弾発現象がおきます。

ラケットや、自転車、ゴルフクラブなど使った時に起こる、手首や手の腱鞘炎。主婦にも起きうるばね指。

もし手首に痛みを感じたら?

手首に熱を持ったり、痛みを感じてまだ日が浅いようでしたら、患部を10分程度冷やして下さい。冷湿布(消炎剤入り)でもオッケー!因みに冷湿布は効力は2~3時間と言われています。貼りすぎはかぶれの原因になりますので気を付けて下さい。

サポーターかテーピングがあれば固定して手首を動かさないようにしてください。基本安静です。

 

 

 

類似した症状TFCC損傷

似たようよな症状でTFCC(三角繊維軟骨)損傷と言うものがあります。

手首の関節の小指側には、尺骨の先端と手の骨の間に、軟骨でできた三角形ののクッション組織があります。これが三角繊維軟骨(TFCC)になります。

この症状では、転倒で手を衝いたり、手の小指側に大きな衝撃が加わった時の急性、手首をやや小指側に反らせ、その状態で力を入れる動作の反復運動からラケットの使い過ぎなどで起こる慢性的な原因で起こります。急性な場合ですと患部が腫れます。原因の動作を行うと、痛んだりものが挟まったりする感覚が出ます。日常でもコップが持てなかったり、ドアノブが回せなくなることもあります。

ちなみにTFCCは軟骨の為レントゲンでは写りません。なので診断にはMRI検査になります。骨の異常の確認はレントゲンが有効です。

 

 

 

重症になると橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)

手をついた際の痛みの急性症状では橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)おきやすいので注意して下い。

骨折には固有症状があり、異常可動性、軋轢音(グズグズと)転移と変形。コーレス骨折では、見た目でも腫れからでも、手首の変形(フォーク状)変形が見られます。

橈骨を触って変形しているとこが確認できるはずです。

こうなりますと、整骨院では無麻酔で骨つぎ(めっちゃ痛いです)。整形ですと麻酔で手術か、場合によってはプレート固定の手術が行われます。

整骨院では応急処置扱いになりますので、整形でレントゲンで診断し、整形で医師の同意のもと整骨院での後療法が行えます。どちらにせよ整骨院の治療は整形で診断しなければなりません。予後のことを考えると、手術の方が良いでしょう。過去の記事を参考にして下さい。

高齢でもできる!骨折→手術後、後遺症で「曲げれない手首を動かせる」リハビリ方法

話をTFCCに戻します。

橈骨より尺骨が長いとTFCCの損傷もし易くなります。TFCCの損傷になると負担を掛けさせない肢位で包帯固定を➌週間します。その後は少しづつ動きを広げていきます。固定もテーピングやサポーター固定にします。

それでも痛みが治まらなかったら炎症止めの注射になります。これ以上になると傷ついた組織を取り除く手術が行われます。

 

 

 

 

整骨院での通院治療は5~7回程度で改善します

1、急性期(痛めてから3日以内)熱感がある場合は10分程度冷やします。

 

2、その後、痛みのある患部に超音波治療器で患部を照射します。超音波はミクロ単位の細かい刺激を与え腫れや炎症を抑えるのにとても効果的な治療器なんです。

 

3、超音波が終わりましたら前腕の屈筋群、伸筋群をゆるめます。

これは炎症を起こしている腱の負担を減らす為筋肉を緩め腱への負担を減らします。場合によってはクリームを使って患部もマッサージします。

 

4、サポーター固定・テーピング固定で手首を固定し安静状態にします。

 

状態にもよりますが、5~7回位の来院で改善に向かいます。

処置をしないで放置して慢性化になると、数週間経っても痛みが消えない状態になる事もあります。そうなると、炎症止めの注射を打ちます。それでも良くならない場合は手術で硬くなった腱を切開することになります。

痛みがあれば我慢せずに受診をお勧めします。

 

 

 

ご自宅で手首の腱鞘炎予防!簡単テーピングの巻き方

手首一周巻ける位の長さで切ります。。そして、手首を曲げて痛むようでしたら手の平側をテープの半分位の位置で手首を包み込むように巻きます。キネシオテープなら2枚重ねでも良いでしょう、テープの張力によって手首を曲げる動作を制限します。

逆に手首を反らすと痛みは手の甲側から平側に向けて包み込むように巻きます。

 

 

当院では、ドケルバン病・突き指等に対するテーピングはこんな感じです。

伸筋側から入り、屈曲制限をします。母指を包み込むテンションは調節しながら、その方の生活動作に合わせた貼り方にします。

子育て中のお母さんにも効果があります。

 

 

テーピングにはデメリットもあります!

テーピングはスポーツ店、薬局、Amazon等通販で手に入ります。固定出来ると共に貼り方によって筋肉の補助役割を果たします。スポーツをやっている方は1巻もっていると良いでしょう。

ただし気をつけなければならないのが、貼りっぱなしでかぶれの恐れがあるので気を付けて下さい。女性の方にお薦めしたいところですが、2日までは大丈夫だとしても3日目からは段々痒くなります。更に張り替えも必要で・・・

それでなければ、サポーターで予防してましょう。

 

再発予防、腱鞘炎にならない為にも、手首をよく使うスポーツの練習や試合後に手首をよく冷やし、ストレッチでケアをしましょう。

 

 

 

手首のストレッチ

手を開き、手を甲側へ反らしていきます。それだけで手首の平側のストレッチになります。

日頃の生活で痛みのない生活を送りましょう。

手首の甲側のストレッチ

親指をしまう形の握り拳を作り手の平、そして小指方面側に曲げていきます。手の甲側の手首が伸びるはずです。

共に伸ばす際は5~10秒伸ばします。3セットやると良いでしょ。

無理に伸ばしすぎると、筋、腱を痛める事がありますので気を付けて下さい。

 

 

 

まとめ

手首が痛くなったり、指を曲げると痛くなったり・・・何をすれば改善するのか?どこに行けば治るのか?困っていませんか?

仕事やスポーツ・趣味などで同じ所作が何百と反復される方。箸が持てなくなる程酷使すると、手術対象となりますが、その前ならばお近くの整骨院の先生に相談してみてください。

きっとあなたに合ったベストな治療を提供してくれるはずです。

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