ご自身の身体が歪んでいるのか、そうでないのか確かめる方法があります。スマホ・読書・パソコン作業に集中しすぎると、段々と画面に吸い込まれるように前かがみになっていませんか?

この状態を『ストレートネック』と言われます。

首の歪みの一つとして挙げられるので、身体の不調に繋がります。見分ける方法とストレッチで歪みの対策をしていきましょう!!

スマホをいじってると『ストレートネック』になりやすい??

首は頭を支えていますが、頸椎と呼ばれる骨しかないので、歪みが生じやすい部位になります。
パソコン・スマホを長時間使用すると、前かがみの姿勢をとってしまう方に多い歪みです。
首が前方へ突き出る事により、首の骨の弯曲が無い状態を『ストレートネック』と呼ばれます。様々な症状を引き起こす可能性があるので、弯曲があるかないかチェックしてみましょう。

①椅子にだらしなく座ってみます。
普段より楽に座ってみてください。

②目線が斜め上で、首が前のめりになっていなければOK!

③目線が前で、首が前のめりになっていればNG!ストレートネックです。

ストレッチ方法は・・・

①四つん這いになり、顔全体を前に出します。

②顔全体を後ろに引きます。この時、顎が上がらないように注意して下さいね。

回旋ストレッチ

①椅子に腰かけて、ゆっくりと首をねじります。

②ゆっくりと首をねじり首の筋肉を伸ばします。10秒キープです。両側行います。

 

首が後方に向いてしまう歪み『弯曲ネック』

多い症状ではありませんが、主に上を向く方に多いです。
上を向くことにより、首後ろの筋肉の短縮・うなずくいたり前に首を動かす筋肉の緊張の低下によって首が後方に引いてしまう歪みです。

肩・首等の症状の原因となります。

①姿勢良く椅子に座ってみます。

②座った時目線が前であればOK!

③目線が斜め上ならNG!弯曲しすぎています。

ストレッチ方法は・・・

①椅子に座り、両手を頭の後ろに当てます。
首の筋肉を伸ばし、10秒キープしましょう。

胸鎖乳突筋ストレッチ

①仰向けに寝て、頭を前に持ち上げます。顎が上がらないように注意して下さい。

 

頭が左右どちらかに傾く歪み

片方で頬に手を着く癖があったり、髪の毛の束ねている方向に傾くことが多く、髪の毛の分け目にも影響がでることがあります。片方に長時間荷物を持つ癖がある人に起こりやすいです。

①鏡の前で椅子に座り自分の顔を半写します。
左・右に傾いていたらNGです。顔が真っ直ぐ写っていればOK!

②右傾き

③左傾き

ストレッチ方法は・・・

①椅子に座り、首が倒れている方の筋肉をマッサージします。
耳の下にある筋肉を斜め前に向かってつまみます。

胸鎖乳突筋ストレッチ

①倒れていた方の首筋肉を伸ばします。首の傾きとは反対・後ろにねじります。

 

首が左右どちらかにねじれる歪み

テレビを真っ正面で見ないと起こりやすい歪みです。左右の筋肉のバランスが崩れる事が原因となる事が多いと考えられています。

①鏡の前で椅子に座り自分の顔・首を見ます。

②右にねじれている

③左にねじれている

④ねじれていなく、真っ正面をキリッと向けていたらOK!

ストレッチ方法は・・・

①椅子に座り、ねじれている反対側の筋肉をほぐします。耳の下の筋肉を斜め前に向かってつまんでください。

②ねじれている反対側の筋肉を伸ばします。ねじれている反対側・後ろへ倒しましょう。

首のねじれで起こる身体の不調は・・

①頭痛
②肩こり
③眼精疲労
④腕の痺れ
③呼吸が浅くなり、新陳代謝の低下 等

が挙げられます。まずは、ストレートネックがどうかのチェックを行い、歪みを少しでも生体に戻せるようにしましょう。
分からないことや、疑問に思ったことがあればお気軽にご相談下さい。