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脊柱管狭窄症,コルセット,原因,手術,症状,運動療法

「3~5分程歩くとだんだん下肢が痺れたり重くなる」

「痛みが出たりして、歩くことが嫌になる」

「椅子に腰掛けたり、前のめりに屈めたりして症状が落ち着いて歩けるようになる」

 

 

これを間欠性跛行といいます。

神経圧迫のレベルにもよりますが、歩くと200メートル程で立ち止まらなければ治まらない、と非常に辛い症状です。症状が軽度~中度の場合、鍼灸治療やカイロプラクティック、整骨院での治療が有効です。早期治療がカギを握ります。

痛みが極度に激しい方は、注射や手術の方が早期回復に繋がることを念頭に入れて下さい。

 

 

長時間同じ姿勢すると骨が狭くなる??

①首や腰に負担がかかる運動や動作を長期間、続けていた場合
②首や腰を頻繁に曲げたり、捻ったりする動作を長期間継続していた場合
③前かがみや座りっぱなしなど、長時間、同じ姿勢をとる環境にあった場合

全て~場合ですが、はっきりとした原因はまだ見つかっていません。糖尿病、高コレステロールの過剰摂取で発症すると諸説ありますが、痩せ型の方でもなります。

 

・先天性脊柱管狭窄症

生まれつき脊柱管が狭く、脊柱管が正常より狭く成長したもの

後天性脊柱管狭窄症

①すべり症により脊柱管が狭くなったもの、椎間板ヘルニアなどによる合併狭窄、腰椎への手術などにより狭窄したもの、外症によるものなど

②成長途中で脊柱管に十分な広さが出来なかったもの

③中高年に多く加齢による病気や変性

脊柱管狭窄症になると足に痺れが発生する

脊柱管の中を通っている神経が圧迫されることによって腰痛や痺れをおこす病気です。若年から高齢まで、あらゆる年代で発症する可能性がありますが、50・60歳代~70歳代までの方々に、女性よりも男性が多く発症する傾向にあります。

正常な脊柱管   脊柱管狭窄症の例

左の図1は正常な脊柱管。中に空洞があり

右の図2は狭窄症の脊柱管。中の空洞が無くなり神経が押しつぶされています

 

①神経根型

背骨を通り腰部、臀部から下肢につながる神経の一番根元(神経根)が圧迫されるタイプ。圧迫されている側の足、片足だけに痺れや痛みが出ることが多いです。

②馬尾型

脊柱管の中を通る脊髄神経は第1腰椎あたりから馬の尻尾のように、何本にも分かれています。これを馬尾神経と言い、脊柱管の中を通る馬尾が圧迫されるタイプ。両足にビリビリと強い痺れや麻痺の出ることが多いです。馬尾型が進行すると、腸や膀胱の働きに関係する神経が圧迫され、排尿・排便障害などを伴うこともあります。

③二つを併せた混合型

神経根と馬尾神経、両方の神経が圧迫されるタイプで重度の場合が多いです。



 

脊柱管狭窄症には腰の”極”を施術する

1、どのタイプの痺れ、痛みなのかをテスト

2、変形腰椎症と同じほぐし方ですが、狭窄している腰椎の横周りを狙い

3、横向きになり、腸腰筋、腹斜筋をお腹の内側からゆっくり深部に響かせ

4、大腿部か前脛骨(スネ)に放散痛がでる場合が多いので左右一緒に行い

5、馬尾神経は仙骨極(お尻の奥)に通じているので、仙骨極(きわ)を微妙に動かしたり

 

 

 

狭窄症も変形性腰椎症も「コルセット」で改善する

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「腰の骨が歪んでいる」

「左に曲がってるね~、ちょっと骨盤が後弯しているわー」

 

レントゲン診断で言われたことはありませんか?

多くの人は1~3センチのズレはあっても良いものですが、4センチ以上のズレが出ますと上肢に大きく影響してきます。時に内臓の位置さえもズレてしまい消化不良を起こしますので、腰痛専用のコルセットで正しい位置に戻しましょう。

 

 

変形性腰椎症とは?

狭窄症・腰椎分裂症やすべり症と同様、高齢者に多く見られるのが変形性腰椎症です。

腰椎が何かの原因で変形を起こしたり、椎間板や関節、靭帯が老化によって40代以降になると多く見られる症状です。主にレントゲン等の画像診断時に、少し腰椎が変形していると大まかに下される診断名

 

 

なぜ”変形”するのか?

①加齢

②重労働や重たい物を長期間繰り返し持ち上げる動作が続いた場合

③遺伝的素因。先天的(赤ちゃんの頃から何らかの原因で変形した場合)

 

 

変形性腰椎症は腰痛より重度

①主な症状は腰痛です。腰にこわばりや鈍痛を感じます

②朝起床時などの動作開始時に強く、段々と動いているうちに軽減します

③長時間の同一姿勢でも腰痛は増強します。1時間以上立ち時間や座りっぱなしが続くと現れます

④臀部や大腿後面まで痛みや痺れを感じることもあります。特に臀部の痛みは高頻度に見られます

⑤就寝時に寝返りをするとき、立ち上がるときなどに、痛みが強く出ます

 

 

最も注意するのが”骨棘”

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年齢を重ねると、椎間板が劣化し水分が少なくなり、弾力性も失われ椎体が潰れやすくなります。

椎体間の隙間が狭くなり、骨の一部が棘状に突出したもの『骨棘』が出来ます。周りの神経や神経根が刺激され、特定の姿勢をとることによって神経痛も発症。痛みを避けるために一定の姿勢を避けた生活を送っていると、その姿勢が固定され歪んだ姿勢が完成します。

 

 

腰痛治療より細かい施術

1、立位と坐位の腰椎の並びをチェックし、何番がずれているのか視診・触診

2、そこの圧痛点や介達痛、前かがみ、反り返り動作を見ます

3、変形が強い方などはバストマットを逆向きに入れたり

4、殿部、ハムストリングスから緩め、変形してる側の反対側から腰椎を微調整

5、強く押すと骨棘が傷ついてしまうので、周りから優しく押し、最後に元の正しい位置に

6、腰部を赤外線で温め、固まった筋肉や血流を散らします

 

変形した年数も関係しますが、概ね3か月~6か月と長期の継続した治療が必要されます。この間、体型に合ったコルセットを巻き腰部を固定することが大事です。

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変形が強すぎる場合は整形外科へ

薬物療法では消炎鎮痛薬や筋緊張弛緩薬などを投与します。筋肉部分に痛みがある場合は、局所麻酔によるトリガーポイント注射と呼ばれる注射が効果的です。大型機械による牽引療法が疼痛緩和に有効な場合が多いです。

神経根の周囲に局所麻酔を注入する「硬膜外ブロック」や、神経根の周辺に直接局所麻酔を注射する「神経根ブロック」などがあります。保存療法よりも注射又は手術が有効的な場合があるため、症状が激しい方は病院の医師に相談しましょう。

 

 

リハビリにはインナーマッスルとコアマッスルを鍛える

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症状が軽い時は、腰痛体操や軽い運動などで体幹の筋力をつけることも腰痛の予防や軽減に役立ちます。体幹のコアマッスルを鍛えることで、変形した腰椎を正しい位置に戻せます。

膝立ちし、両肘で腕立ての姿勢を30秒以上1分以内を3セット続けましょう。

かなり疲れますが効果は絶大です。自家筋力で変形を戻すと、再発が20%以内なので続ける価値があります。2週間続けると変化を実感しますので、ぜひ試して下さい。