画像参照:デイリー

1989年メジャーデビューし1992年にX JAPANに改名1997年に解散。そして2007年に再結成をした、今もビジュアル系ロックの頂に君臨する。X JAPANののドラムYOSHIKI(51)が今年5月に頸椎椎間孔狭窄症の為人口椎間板置換術の手術を行いました。

Ⅹ JAPAN・・・・・1982年にボーカルTOSHIとYOSHIKIと結成
TOSHIは当初ギターでしたが、他メンバー脱退を期にボーカルになる。高校の文化祭で「WE ARE X」を披露。そして大学進学をせず。上京しバンド活動をする。1986年に一時的に加入していたベースのTAIJIが加入。1987年当時SAVERTIGERを解散させ美容師の道に進むはずだったが、ヨシキの説得で加入、同時にメンバーが交通事故を起こし、脱退した事を期にPATAも加入し、メジャーデビュー時のメンバーが揃う。

インディーズでヨシキが立ち上げたエクスタシーレコードからVANISING VISIONが発売。発売1週間でプレスした1万枚が1週間で売れる事態に!

メジャーデビュー後も人気爆発し代表曲「紅(くれない)」では、高校野球の応援歌としても未だに使用されています。

そのドラムプレイは、インパクトありすぎで、全身を使ってドラムを叩き。見ているだけで大丈夫なのか?って程。首を振って豪快なドラミングです。

そんなYOSHIKさんが今年5月に頸椎椎間狭窄症で手術を受けました。

頸椎椎間孔狭窄症とは?

背骨の中で頭の部分で7個の椎骨(背骨)からなり、主に頭を支える役割をしています。

配列も前弯していて(前に緩いカーブ)その配列もクッションの役割を果たしており、この配列がまっすぐですと俗に言うストレートネック、スマホ首と言われるもので、肩こり頭痛を誘発します。

そして、椎骨と椎骨の間には椎間板があり水分で出来ていて、背骨と背骨のショック吸収の緩衝材となっています。

椎骨には棘突起、横突起、椎弓、椎体があり、椎骨と椎骨の間からなる神経の通り道を椎間孔といい、その椎間孔が付近に付く黄色靭帯が分厚くなったり、椎間板が潰れ、左右に傾いたりして狭くなる頸椎椎間孔狭窄症と言います。

症状は、神経が刺激され手足にしびれや痛みが起こります。

 

起こりやすい人

頸椎損傷のスポーツ、格闘技、ラグビーなどのコンタクトスポーツなど基本はぶつかり、衝突がある環境でなり易い。

テレビでいってましたが、ハードコア、ビュジュアル系での観客の激しく頸を縦に振るヘッドバンギングなノリもかなり危険だとか、ヨシキさんもこれに近いドラムプレイですものね。他ヘドバンで慢性硬膜外血腫になった人がいます。脳出血です。充分に気を付けましょう。

そして、ヨシキさんの主治医は富澤医師。執刀医はニール・アナンド外科医

現在の病状を診断したところ、今の首の状態のままではアーティスト生命に支障をきたすばかりか日常生活さえもままならない状況なため、 緊急に手術することを決定しました。ダメージがひどく相当な痛みを伴いながら演奏を続けてきたと想像します

プロのラグビー選手なら引退せざるを得ないほど深刻なダメージを受けている状態。肉体的にも精神的にも限界がきているのではないか

とコメントをしています。ヨシキさんのプレイはコンタクトスポーツにも匹敵するほどの激しさだったんですね。

手術では、頸椎椎弓、椎間孔の切除と最近の手術では、人工椎間板置換術の手術をうけました。ミュージシャンが受ける手術とは思えませんね。

YOSIKIさんの症状までいってしまうと、手術を余儀なくされます。

手術は成功したようですが、ここまでの症状ですと整骨院で対応出来ないレベルになります。

 

それ以外の頸椎から来る神経痛

椎間板に圧力がかかり飛び出し、神経を刺激する頸椎ヘルニアも頸椎から来る神経痛(頸椎椎間板ヘルニア)

椎体と椎体の間が狭くなり神経を圧迫から起こる神経痛(神経根症)

首の筋肉の圧迫から来る神経痛として斜角筋症候群

 

これらの治療でしたら、整骨院で対応できます。

簡単な判別として、頭をてっぺんから体幹に向け圧力をかけるテスト(ジャクソンテスト)

頭を横に傾けさせるテスト(スパーリングテスト)で腕への痺れが出ましたら神経根症の疑いがあります。

その場合は、首回りの筋肉を良くほぐし最後に牽引をかけます。

 

斜角筋症候群

斜角筋を良くほぐします。斜角筋から腕にかけて神経が延びています。その斜角筋が硬くなり、緊張すると、神経を圧迫させ痛みと痺れを発生させます。

ほぐしたら牽引をかけます。

牽引も頸部のストレッチになるので効果的です。

 

似たような症状でバーナー症候群

バーナー症候群では。コンタクトスポーツなどの衝突時に首を強く反らされた時などに、痛み、痺れ、灼熱感、筋力の低下(脱力感)がでます。

これらは、一時的なもので、数分から数時間で症状は消えます。

首が強く反らされた際に頸部の神経根が刺激されたものです。

ただ、翌日になっても症状が消えない場合はバーナー症候群では無く別のヘルニアなどの疑いがある為に整形外科で画像診断が必要になります。

現場でこのような症状を起こしたら、アイシングをして安静に首を動かさないようにします。

 

 

筋肉を傷めたとなると頸椎カラーで固定してください!

特に特別な治療は要りません。

予防として首の筋肉をよく鍛え、衝撃に耐えられる首を作ることです。

首は神経が関連し大事な場所です。。あまり頸を振らず、筋力、柔軟性をつけましょう。