マタニティ2
ご懐妊おめでとうございます。

段々とお腹が大きくなりますと、腰よりもお腹の”張り感”がでてきませんか?
妻は妊娠するまで腰痛知らずだったんですが、6ヶ月を過ぎたあたりから「腰が痛ーい、前かがみできなーい、皮膚が突っ張る―」と言ってました。触ると本当にお腹が・・・岩の様に・・・硬かった覚えがあります。

新しく家族を迎えるにあたって、生活面での準備ももちろんですが、お母様自身もお産へ向けて心身共に準備をしなければなりません。

周囲のサポートはとても重要ですので、旦那様やご家族など、頼れる人にはぜひ甘えてください。

妊娠中期頃から、身体に変化が起こります

①足が攣る
②腰痛が顕著に現れる
③動きすぎるとお腹が張る

α、羊水で二人分の血液を濾過するため、腎機能が活性化され、水分質が不足がちになり足が攣りやすくなります。

 

もしも奥様がふくらはぎを攣ってしまったら?

アキレス腱をゆっくりと伸ばします。
その後、ふくらはぎのマッサージを10分程度痛くない範囲でほぐしてあげましょう。
旦那さんは、指に力を入れずに、優しく「フワッフワッ」と揉んでみましょう。

β、お腹が前に出てくると、腰椎(腰の骨)が前弯(前に引っ張られる)するので、腰痛になりやすいです。

お腹も重くなり、両手で支えながら歩く様にもなります。

妻は、靴を履くときに「靴がお腹で見えない!!」と嘆いてた頃がありました。

 

妊娠6カ月目~トコちゃんベルトの装着の薦め

産婦人科等で購入できる腰椎ベルト『トコちゃんベルト』が有効です。
妊婦さんの為にデザインされた腰椎ベルトなので、御薦めです。
腰痛が強くなったら産婦人科に相談しましょう。
赤ちゃん用品店や、雑誌の付録でついてくる簡易的なベルトだと、固定力が足りない場合があります。ただし、デザインが可愛かったりするので、捨てがたい。

痛みが長時間持続する場合は『トコちゃんベルトⅡ』が良いです。

 

お嫁さんに「旦那さんマッサージ」を

ここでは、思ったよりも軽めの力です。

①旦那さんは奥様を横向きに寝かせ

②優しく腰をさすったり撫でてあげます。

③基本的には指で直に押さず

④手のひら・指の腹を使います。

⑤どれも強く押さない様に気をつけて下さい。

 

少し力を入れても良いですが、軽めに撫でる程度

①仰向けになるのが辛くなるため、横向きで行うのがベストです。

②お尻を円を描くように撫で、太もも裏側もさすってみると腰痛に効果があります。

③足の膝裏~ふくらはぎを優しく揉む

④足裏を足つぼマッサージの様にややしっかり目に押す

⑤また腰から背中を優しくさすり、肩~首を弱めに撫でる

 

こちらの動画は非常に分かりやすく、実際に行っているマッサージ法です

妊娠中の辛さは男性にはなかなか伝わらないものです。
ほとんどの悩みを「妊娠中なんだから仕方ない」なんて思っている男性が多いです。
今まではなんでもなくこなしてきたことが、妊娠を機にとても辛く感じたり、ちょっとした動作から物凄い痛みに襲われたり。
十月十日もの間、目まぐるしい身体の変化に耐え、奥様は大変なお産を迎えます。

簡単でも、少しの時間でもいいと思います。
奥様へ、ぜひマッサージをしてあげてみてください。