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高齢者が転倒して肩を動かせなくなった場合
骨粗鬆症による上腕骨外科頚骨折」が疑われます。
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上腕の骨の方に近い部位で折れる骨粗鬆症で起こりやすい骨折の一つです。

バスなどのつり革につかまっていて急ブレーキをかけられた後に肩が痛む場合
「肩腱板損傷」の疑いが。
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肩の骨と筋肉を結びつける『腱板』が切れます。外傷の他に、腱板が弱くなって自然に切れる事も…..手指を動かして痛むなら、『腱鞘炎』も考えられます。

肩関節①

少しぶつけただけだと思っても、思わぬ症状に。
ぶつけた時から肩の痛みが長いまたは冷汗が出る場合は、何らかの現症が起きているかもしれないと疑い病院へかけこみましょう。

基本的に手術を用いる場合は最も悪い状態です。手術しても必ず早く治るという訳でもなく、その後のリハビリが必要です。手術には受ける側の準備や、ストレスにもなる場合があります。

できるだけ、ストレッチやマッサージ等を駆使する「保存療法」を用いて治療することをお勧めします。よく先生とご相談してくださいね。

 

腕を着いて骨折??上腕骨外科頚骨折とは?

「上腕骨」ってどこにあるの?皆さんの二の腕の部分の骨が上腕骨と言われています。基本的には骨折ですから骨が折れます。

転倒時に腕を強く着いてしまったり、肩・上腕を強打することにより「上腕骨外科頚骨折」を受傷することがあります。上腕の中でもより上部に相当し、上腕骨頭すぐ下の「首の部分であることからこのような名前になっています。(上腕骨近位端骨折とも言われる)

この骨折の主な原因は転倒によるものが多いです。肩・上腕を直接強打する事と、上肢を伸展した状態で床に着くこと等でなりうる可能性があります。

転倒による強打で骨折が起こりやすいという事で、やはり高齢者に起こる確率が高くなっています。全骨折中の5%を占めるくらいです。

骨折を起こす70%の方が骨粗鬆症を伴っている高齢者であり、男女比は1:3で女性に頻発しているのです。上腕骨外科頚骨折をはじめとして、大腿骨頸部骨折・橈骨遠位端骨折・脊椎圧迫骨折は高齢者に多く発生する「四大骨折」と言われています。

 

固定期間中にこれさえやれば早く治るリハビリ方法

多くの場合が保存療法で治療していきます。骨折すると痛々しそうな白い包帯で固定をしますよね。あの感じです。固定は必須になります。

ギブスは使わずに、三角巾とバストバンドと呼ばれる、肋骨骨折の時等で使う胸の固定バンドを使用することが多いですね。メリットは、入浴時の服の着脱が簡単に行える事と、固定をしたままリハビリが行える事です!

固定をして1~2週間程度で痛みは和らいできます。骨折の状態を見ながら肩関節を動かすリハビリを行います。このリハビリさえ諦めず行えば早く治る事間違いなし!

その名も「コッドマン体操」

なんかかっこいい名前ですよね!方法は…..

三角巾をしたまま

肩の力を抜いて

振り子のように腕を前後させる

 

たったこれだけ!慣れてくれば肘で円を描くように動かしたりもします。何がいいかというと、早く治るのもそうですが、肩の周囲の筋肉が緊張することなくリハビリできるので、後に行う可動域を広げるリハビリに移行する時有利になります。

骨折してからある程度肩の動きを取り戻すのに3~4ヶ月。ですが骨折の状態、リハビリを早く始める事によって動きを取り戻せる期間が短縮される場合もあります。担当の先生とよく相談して、リハビリをしてみましょう。

この動画は五十肩の予防用なので、三角巾等の固定はしていませんが、運動方法は一緒です。脱力して、振り子のように腕を前後に動かす。固定をしながら簡単にできちゃいます。上腕の筋肉をしっかり動かしていきましょう。

 

 

 

 

腱板損傷ってなに??

肩関節の疾患でもう一つ多く見られる疾患が【腱板損傷】です。厄介なのは、腱板が損傷してても腕が簡単に上がってしまうので、明らかな原因が分からないことがあります。潜在的な原因でなることもあります。

腱板と呼ばれる筋肉の束があり、腕を上げたり、ねじったりするときに働きます。「回旋筋腱板」「ローテーターカフ」等と呼ばれることも。その束の中に主な筋肉として、

①棘上筋

②棘下筋

③肩甲下筋

④小円筋

という筋肉群で構成されています。複雑な動きをする為にも、必要な筋肉群となっているのです。では、腱板損傷が起こる原因はどこにあるのか?

 

各スポーツによる損傷

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腱板損傷の原因として多いのが、交通事故やスポーツによる外傷です。他には力仕事によるものや、運動で過度に肩を使いすぎた時等に多くあります。

方周りの腱板が外から強い力(衝撃)が加わるとボコッと腫れが生じ、腱板損傷を引き起こします。腫れがあるのに治療をせずほったらかしにすると、更に悪化し損傷の次に悪い「断裂」になってしまう場合があるので、治療はお早めに!

 

 

 

どんどん歳を取るとなりやすい?

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どんどん歳を重ねることにより、腱板損傷を起こしやすくなってしまいます。それだけ若い頃と比べれば筋力の低下も考えられるので。腱も衰えている可能性があり、衰えてきている筋肉・腱に繰り返し負荷がかかると損傷を引き起こします。

だいたい60代から多いですね。年齢を積み重ねていくごとに、リスクは高まってしまいます。80代の約3割の方が転倒・肩の強打により、「断裂」をしているという報告もあります。

高齢者の方は早期に治癒できるような力も若い時と比べて下がっているので、小さな衝撃や小さな損傷でも治りにくなっていたり、完治するまでに時間がかかってしまう事があります。

多いのは転倒によるもの。転倒した際に手を先に着いて衝撃をうけてしまったり等。外出時には十分に気を付けてくださいね。

 

 

 

 

腱板にはどのスポーツにも重要な役割がある!!

上記でご説明した腱板の束の4つの筋肉(ローテーターカフ)はどんな役割するのか?肩についている筋肉なので、主に肩関節の運動の補助になります。

肩関節は単純に肩を挙げるだけでも、捻りを伴った複雑な動きをします。腕を持ち上げるような力技は「アウターマッスル」にお任せして、

 

・運動する時等に、関節の位置を一定に保つ

・捻りを加えたりして、上手く運動パフォーマンスを上げる働きを補助(関節内で骨と骨が衝突しないようにする)

 

主にローテーターカフは、運動する時の関節の動きを上手く調整してくれてるんですね。その筋肉を鍛えることにより、打撲や損傷を防げる可能性が高くなるということです。

 

アウターマッスルトレーニング(身体の表面から直接触ることができる筋肉を鍛える)

インナーマッスルトレーニング(身体の表面から直接触ることができない深層部を鍛える)

 

もしも痛めてしまったら?腱板リハビリ

痛めてしまったらまずは安静です。なるべく痛めている患部への負担は避けて下さい。整骨院でのマッサージも効果的です。

それでも少しづつ動かしておきたいという方は、運動療法でのリハビリもあります。若い選手はこちらが一番嬉しいリハビリ法かもしれませんね。

運動といっても肩をブンブン回したり、軽めにスポーツをするというわけではなく、無理のない範囲で肩を動かして、可動域を広げ、筋肉が萎弱するのを防ぐ効果が期待できます。

可動域を広げる=筋肉を和らげていくということなので、怪我の予防にも繋がるんです。こういった健康的な運動療法を推進している病院も増え、当院でも患者様にあった運動療法をご提供いたします。

日頃から、お風呂上りなどにストレッチをしてみて下さい。ご自身が知っているストレッチ法で全然かまいません。基本的な腕のストレッチを少しづつ実践していくと、気持ち的にもスッキリしますし、身体が楽になっていきます。

痛みがあるときは激しい運動は避け、ゆっくりと少しづつ動かしていきましょう。例えばランニングをする時でも、いつもより距離縮めて、スピードも落とす等、無理のない程度で動かしましょう。

逆に言えば、全く動かさないというのも良くないんです。動かさなければその分筋肉は固まっていきます。運動がどうしてもつらい時は、マッサージを受けて、筋肉を和らげ血流を良くしていきましょう!そのままほったらかしが一番良くないことです!

ストレッチをしながら、ゴムバンドを使いながらの筋トレを同時に行っていきます。腱板損傷・肩の痛みでのリハビリ・お悩みの方はお気軽にご相談ください!

 

 

腕が使用できないと生活にかなり不便ですよね。分からないことや、疑問に思ったことがあればお気軽にご相談下さい。しっかりと治してくれる先生は必ずいます!!

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