扁平足 2

子供たちに多い扁平足(へんぺいそく)。
扁平足の為、『直ぐ疲れてしまう』『歩きずらい』といった声をよく耳にします。
扁平足にも、治し方と対策方が存在するので、お話させて頂きたいと思います。

扁平足とはどういう症状?
足うらの土踏まずが無い状態。足裏が地面に全てついてしまうことを言います

人間は、土踏まずが無い状態で生まれてきます。
成長するにつれ、土踏まずが形成されるのですが、
遺伝によるものと、足の筋力の関係で扁平足になってしまうと言われています。

扁平足は何が原因?
長時間歩いたり、立ち上がる時に疲れる原因も扁平足にあります。

歩く時、立ち上がる時には、その分体重が足にかかります。
その体重を支える足裏の筋肉が負けてしまう時に生じ、
何回も押し付けられることによって、血行不良になり、扁平足になってしまいます。

子供達に何故多いのかと申しますと、
今の時代、インドアの子が増加しています。
ゲーム機が進化を遂げ、家の中でも充分に楽しめてしまうからです。
そうなりますと、足の力が弱くなってしまいます。

成長期の子供たちが、成長によっての体重の負荷に足裏の筋肉で支えられず
扁平足になってしまうのです。

普段から外で走り回るなど、アウトドアの生活を送ることが大事かなと思います。

X脚の方も、内側に膝が入っているため、土踏まずに重みがかかりやすくなります。

扁平足を治す方法、対策

対策としては、足裏の筋肉をつけることが一番です。
子供の場合は、外でよく遊び、足の筋肉をつけることによって、自然に治る場合が多いです。

土踏まずを形成する運動をすることにより、扁平足を改善させます。

5本の指を使って、物を『持ち上げる』『握る』『離す』といった3動作を行ってみて下さい。
足裏の筋肉をまんべんなく鍛える事ができます。

僕のチームで、扁平足の子が何人かいます。
その子達には、テニスボールを使って、3動作を行い、
バッシュには、足裏のアーチを上げる為に元々の中敷きを外し、
アーチを上げるサポーターを入れて、痛みの緩和、改善を心掛けています。
なるべく、ペラペラの物ではなく、厚みのあるサポーター(中敷き)にしてみてください。

この様な物です。

 

実際に、子供たちの話を聞いてみると、
痛みが出ない、包まれている感じがあり動きやすい等の声が上がっています。

これは、普段の運動靴などにも使えます。
是非お試し頂き、改善にお努め頂ければと思います。

適切なインソールで、足裏に筋肉を鍛え、アーチを作ることにより
長時間歩いても疲れない、立ち上がりの時辛くないようになります。
疲労感が軽減され、活力も湧いてきます!

是非、運動をして扁平足を改善し、疲れの無い日々をお過ごしください!

外脛骨

足の内側が痛むとの訴えで、診察すると足の内側の出っ張りが確認することがあります。有痛性外形骨という症状になります。

有痛性外形骨とはどういったものかお話します。

外脛骨とは

足の内側の内側舟状骨が突出したもので、タイプが3つあります。その部分に痛みを持つと有痛性外形骨と呼ばれます、スポーツをされる方に比較的多く見られます。外脛骨は足の過剰骨で、歯でいうと八重歯のようなものです。スポーツ選手の3人に一人は外脛骨を持っている事になります。

外脛骨は、その形態から3種類に分類されています。Ⅰ型は舟状骨本体から離れて後脛骨筋に付着する形で存在するもの、Ⅱ型は舟状骨舟状骨本体と線維性に連結しているもの、Ⅲ型は完全に癒合して舟状骨が長く内側に突出しているものです。

外脛骨には、本体の舟状骨と同様に後脛骨筋が付着する為、その力を受けます。したがって、後脛骨筋によって引っ張られる力が痛みを出す要因になる事が推測されますが、原因はどうもそれだけではないようです。成長期にしばしばこの骨の痛みが出現し、また、成人でも捻挫を起こした後、この骨の痛みが出現することがあります。

考えられる要因は3つ

外脛骨障害には3つの原因が考えられます。

第1は後脛骨筋の牽引力を受けるもので、足のアーチが下がりやすい回内足の選手に多く見られるものです。このタイプは成長期に足部や下腿の骨が成長し、それによって後脛骨筋が相対的に短くなり、緊張が高まると牽引力が強くなるため痛みが出やすくなります。

第2は純粋に外脛骨の内側への突出が大きく、日常生活における普通のシューズでは問題ないものの、スキーのブーツやスケート靴など硬い靴を履くと、当たって痛みを生じるものです。

 

第3は第2と共通しますが、内返し捻挫をした際に、外脛骨が足関節の内果衝突し、その結果、痛みが出るものです。

発生機転の第1と第3が原因の場合は、外脛骨部の痛みが運動時、特に荷重時に発生します。第2の場合は堅いシューズを履いたときのみ発生します。

 

どちらにしても、足が内側に巻き込こまないように(回内足)、日頃の歩き方から気をつけるようにしましょう。

仰向けに寝て脱力状態で足の外側が内に巻き込んでいる方へ(回内足)、歩行の際に踵全体で接地し親指で蹴る歩行をしましょう。

回内足の方は足の外側を接地がちです、親指を接地させることにより、足が正常の位置になり回内足で引っ張られる後脛骨筋の緊張も減るとともに、股関節が開いてしまっている方や、外反膝(O脚)の方の予防にも役立ちます。

偏平足な方の、予防改善として

タオルギャザーや青竹踏み、青竹踏みがなければ、ペットボトルに水を入れ(超満タンにして蓋をして下さい)踏んだり、踏んでグリグリとするだけでオッケー!

タオルギャザーはフェイスタオルを広げ端をタオルで踏みます。足の5本の指でタオルをたぐりよせます。

そうすることにより足のアーチが獲得されます。

偏平足で、長距離歩行での足裏の疲れやすさなどの症状も改善され、足底腱膜炎の予防になります。

足のアーチが全体重を支えるクッションとなりますので、偏平足ですと衝撃を分散することが出来ず、モロに受ける為、疲れやすく痛みやすくなるのです。

超簡単 ご自宅で簡単回内足予防テーピング。

テーピングする際は足首を90度に曲げ真っすぐにして貼ってください。

足の内側の内果(骨の出っ張り)の下部にテープを張りテンションをかけながら外果(骨の出っ張り)を少し通過し止めます。

そうする事により踵が内側に入る事を予防します、

ちょっと簡単編

テープを足首の外側からスタートして。足の甲ー足の内側ー外側ー足首の内側へ戻る。これは足の裏を利用し内側から外へテンションをかけてこていするやり方になります。内反捻挫予防にもなります。

二つ合わせればもちろん固定力が増します。

テープでアーチの作り方

縦アーチ

足の裏を伸ばします、その状態をテープを貼り終えるまでキープします。まず。真ん中踵から貼りテンションをかけながら真っすぐあしの指付け根手前まで貼ります。

次に踵の小指側に貼りスタート、親指付け根手前まで、斜めに貼ります。

同様に親指側の踵から貼りスタート、小指側付け根手前まで斜めにに貼ります。

横アーチ

さらに、足底のからアーチになる部分を持ち上げる様に貼ると、横アーチも作り上げさらに強力になります。

注 テーピングはかぶれのデメリットがあります。皮膚が弱い方、痒みを感じた際は剥がして中止してください。

お風呂や水に濡れても使用できますが(ドライヤーなどで乾かします)3日経ったら剥がしましょう。

ご自身で貼られる際は、テーピングの角を、貼る前の裏紙を剥がす前に丸く切り取ると剥がれにくくなります(面取り)。

 

診断

疼痛の部位、外脛骨特有の突出で大抵はで大抵は診断がつきます。どの分類に相当するかはレントゲン撮影によって明らかになります。

 

基本的に安静にすることで疼痛が落ち着くのを待ちます。荷重時の回内によって疼痛が発生する場合には足底板やテーピングを用いて回内防止を行います。成長期になって痛みが強くなった場合には逆に成長が落ち着くと痛みも落ち着く可能性があるので、回内防止をした上で様子をみます。

突出がシューズに当たって痛みが出る場合は、市販されているドーナツ形のパッドで圧力を分散させるようにします。しかしどうしても痛い場合には外脛骨を取り除く場合があります。捻挫をきっかけに疼痛が始まった始まった場合では捻挫による衝突で外脛骨と舟状骨との間の線維組織や後脛骨筋が損傷されていることが多いようです。

このような場合は内返しで衝突しないようにテーピングを用います。特に足関節の外側の靭帯機構が弱くなって不安定になっている場合は、この捻挫防止が重要です。

疼痛の改善がなかなかみられず長期化している場合はブロック注射が行われます。その際に、どこの痛みが中心なのか明らかにしたうえで注射を行うべきでしょう。その為にMRI撮影することもあります。

似たような症状で骨棘からの痛みがあります。

骨棘は文字通り骨のトゲなんですが、各関節に起こるのですが、踵にも発生することがあります。しかも踵の内側に発生することが多いです。

骨棘の場合は、足底(足の裏)には膜が張っていて、足底腱膜が張ると踵にテンションがかかり、踵の付け根が引っ張られトゲとして踵から飛び出しますが、外脛骨のように出っ張りはしません。歩行痛が主訴になります。骨棘も足底の張りすぎ、偏平足でアーチが少ないかたに多い症状です。尚、骨棘は自然に無くなると言われております。

 

痛みが出たら、整骨院で治療を。

当院での治療は

まず、強い痛みと炎症、腫れが起きている場合はアイシングを10分程度します。血流を無くし、腫れと痛みを抑えます。

超音波治療で患部の炎症を抑えさせます、過度なふくらはぎの筋緊張を取り除きます。

サポーター又はテーピングで固定します。この際患部を触れると痛みが伴う際は、患部に衝撃吸収の為のパットを当てサポーター固定します。こちらの方がおすすめです。

もし足首のサポーターをお持ちでしたら持参してください。

大体中高生なら一週間、成人で10日ほどの治療で改善します。

骨棘の治療では、患部、足底に超音波を照射し、足底の緊張を取り、テーピングを施します。

もし痛みを感じる様でしたらご来院下さい。