座席
こんにちは!高下です。8月も後半。日も短くなり、少しずつ秋に近づいていますね。
皆さんは今年の夏休みはいかがでしたか?
夏休みを利用して遠出された方もいらっしゃるかと思います。(今年も帰省ラッシュ、Uターンラッシュがすごかったですね…)今回はそんな遠出の際に起こりやすいエコノミークラス症候群についてお話していきます。

◎エコノミークラス症候群とは?

疾患名は聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。
エコノミークラス症候群とは同じ姿勢で長時間座っていると足の血流が悪くなり
静脈に血栓ができてしまうことにより起こる疾患です。
その血栓が肺に詰まることを「肺塞栓症」といいます。
エコノミークラス症候群と聞くと飛行機を想像しがちですが、
飛行機以外でも車や電車、バスなどでも起こります。
うさぎ運転

飛行機や新幹線、長時間移動後に現れる症状

軽度の場合は、片足の痛みやむくみなどがみられます。
重度になると、足にある血栓が肺などに詰まり胸痛や息切れなどを起こします。
失神や死亡するケースもあります。
足の痛みやむくみでは判断しづらいことがありますが
片足の膝の裏が腫れ、痛みがでることが特徴でもあります。

私は以前、バスで草津に行ったことがあり長時間座っていた為、草津に着いた頃には足がパンパンにむくんでしまっていました…
ストレッチや草津の足湯のお陰で元に戻りましたが、意外に身近にエコノミークラス症候群が潜んでいるんだと痛感しました

◎エコノミークラス症候群になる原因

・運動不足
長時間同じ姿勢で座ることによって足の運動不足が起こり血流が悪くなります
・乾燥
機内などは湿度が低く乾燥しており、体内の水分が奪われ血液の粘度が増します
・水分不足
アルコールやコーヒーなどの利尿作用がある飲み物を摂取することにより
体内の水分が尿として排泄され、水分不足になり血液の粘度に影響します
・肥満
血管を脂肪が圧迫し、血流が悪くなり血栓が出来やすくなります
リス デブ

・経口避妊薬を服用している方
ホルモンの働きにより血が固まりやすくなっている為、注意が必要です
・その他

糖尿病、高血圧の方や低気圧での環境など様々な要因が挙げられます。
その結果血栓ができ、気圧の差や立つ・歩くなどの動作によって
足で停滞していた血液が流れ始め、その血流に乗って肺などに詰まってしまう恐れがあります。

◎長距離移動中にできる手軽な予防法

・水分補給
1時間に1度コップ1杯の水分をとるなど、こまめに水分を補給する
アルコールやコーヒーなどは利尿作用があるので注意しましょう。
猿 水
・動きやすい服装
ウエストなどを締めつけ過ぎてしまうと血流が悪くなる元にもなるので
伸縮性がある衣類を身に着けましょう
(スキニーパンツなども締め付けられるので注意が必要です)
・運動
足の屈伸運動や、足首の曲げ伸ばしなどを行う
座ってるときはなるべく足を組まないようにしましょう
・予防グッズ
ハイソックスやマッサージグッズなどエコノミークラス症候群予防用のグッズが販売されています。
そういったグッズも有効です。

今回はエコノミークラス症候群についてお話させて頂きました。
旅行やお仕事などでの車の運転や電車での移動など長時間同じ姿勢の際は十分気をつけてくださいね。

海外出張される患者様~インド、ヨーロッパ~

患者様で、毎月にインド、ヨーロッパへ海外出張されている方がいらっしゃいます。聞くからに羨ましそうな話なんですが、家族と離れ仕事で行くことは大変辛いと仰っていました。
まず空港から現地に着くまでも、車で6時間以上かかったり、日本の様に数分単位の時刻表はありません。1時間遅れる汽車なんて当たり前らしいです。
この移動距離後に、足の張り・むくみ・だるさ・長時間座っている為に腰痛が毎回襲われます。
毎月1時間の治療を行い、身体のケアを行っていますが予想以上に身体が悲鳴をあげているんですね。海外出張は羨ましいと思っていましたが、実は移動が物凄く過酷なんだと改めて知りました。